第十三話 ページ16
永「まぁ…女の子となりゃあ、手厚くもてなさんといかんよな。」
藤「新八つぁん女の子に弱いもんなぁ…だからって手の平返すの早すぎ。だから結婚出来ないんだよ。」
原「新八がモテないのは生まれる前から決まってんだよ。まぁ、これで屯所が華やかになると思えば新八に限らずはしゃぎたくもなるだろ。」
シャカシャカ☆ シャカシャカ☆
言う前からはしゃいでいた原田はご機嫌で両手のマラカスを振った
永「そっ、そういうお前らは嫁の貰い手はあるのかぁぁぁッ!!!??」
永倉が涙目になりながらそう言うと、二人は顔を見合わせた
藤「犬訓練士(ドッグトレーナー)の美咲さんっていう人と散歩に行く予定だぜ。」
原「島原人気No. 1の綺蝶に今日の夜会いに行く予定があるぜ。」
永「クソォォォォォッ!!!」
永倉は広間を飛び出すと、涙を浮かべながら塀を越えて消えていった
山「隊士として扱うのも問題ですし、彼女の処遇は少し考えなければいけませんね。」
永倉の事を気にも止めず、淡々と話を進める山南
土「(斉藤といい、永倉といい、何で誰もツっこまねぇんだよ…)なら、誰かの小姓にすりゃいいだろ?近藤さんとか山南さんとか…。」
沖「やだなぁ、土方さん。そういう時は言い出しっぺが責任取らなく…ぐふうッ!!」
ゴッ
顔面にAの拳が炸裂し、沖田はその場に倒れた
近「あぁ、トシの傍なら安心だ!」
山「そういう事で土方君、彼女の事よろしくお願いしますね。」
山南だけでなく近藤までが口を合わせる
土方は苦い顔をし、眉を寄せた
土「テメェら…。」
雪「……。」
男達が話している間、雪村はずっと広間の壁に寄りかかりスマホをいじっているAを見つめていた
雪「(私は何とかなったけど…sigmaさんはどうするんだろう…?私を助けてくれたんだし次は私が助ける番だよね…)」
貴『(あと聞いていないのはこの音楽だな。さっそく購入だ)』
Aはスマホから伸びたイヤホンをヘルメットの中に通し、音楽を聴いていた
〜〜〜♪♪
雪「〜〜〜〜。」
土「〜〜〜〜。」
音楽を聞いているため他の音は聞こえないが、何やら雪村が土方に何かを言っている
雪「〜〜〜〜〜〜、〜〜〜〜。」
貴『(まぁ、まだ何か処遇についていろいろ話しているんだろうな。私には関係ないか)』
Aが音楽の音量を上げようとした時だった
雪「sigmaさんが助からないなら、私も殺してください!!!!』
貴『(!?)』
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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時