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第十一話 ページ14

土「まぁ、男だろうが女だろうが、性別の違いは生かす理由にはならねぇよ。」

やり取りを見ていた土方がそう言った

山「女性に限らず、人を殺すのは忍びない事です。京の治安を守る私達が無益な殺生をするわけにはまいりません。」

沖「結局、女の子だろうが男の子だろうが京の治安を乱しかねないなら話は別ですよね。」やれやれ

ボキッ

沖「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!骨!骨!!何で今やるの!!!ぐぇぇぇっ!」

貴『セリフは全部言わせてやったぞ』

セリフが言い終わったと同時にAが沖田にプロレス技をかけ、骨を折った

沖「限界限界限界!!!降参するからやめてッ!!」

貴『あと10分我慢しろ』

沖「おのれ鬼畜!!!」

沖田は血の涙を流し、Aを睨んだ

二人が広間でプロレスをしている間、雪村は他の男達とどんどん話を進めていた

近「それを判断する為にも、まずは君の話を聞かせてくれるか?」

雪「……私は雪村千鶴といいます。」

沖「あ…が…ぁぁ……。」

貴『静かにしろ』ベタッ

Aは沖田の口にガムテープを貼り黙らせ、雪村の話を聞いた

彼女の住まいが江戸にある事

江戸から京に来た事

連絡の途絶えた父親を探しに来た事

雪村の話を聞きながらAはさぞかし苦労をしたんだな、と思いながら沖田の首を足でギリギリと締めた

近「そうか…君も江戸の出身なのか!して、そのお父上は何しに京に?」

雪「父様は雪村綱道という蘭方医で…。」

土「何だと…!?」

その名前を聞いた土方の目つきが変わった

土方だけではなく、他の男達もザワザワと騒ぎ出した

雪「えっ?」

その反応に雪村も驚き、目を見開いた

山「これはこれは…まさか綱道氏のご息女とはね…。」

雪「父様を知ってるんですか…?」

斉「綱道氏の行方は現在、新選組で調査している。」

雪「あっ、ごめんなさい。もう一度言ってください。」

斉「雪村お前もかぁぁぁぁぁ!!!!」

藤「一くぅぅぅん!!!!」

斉藤は泣きながら広間の壁を破り、塀を越えて屯所の外へと飛び出した

沖「む、むふふんむうんんん、むふふふふんーんーうんむむふっふふむふふんーんむ(あ、勘違いしないでね、僕達綱道さんを狙ってるわけじゃないから)。」

ベリッ

沖「何で今、剥がすんだよチキショー!!!」←

ガムテープを貼られたまま言い終わった瞬間、剥がされて沖田はギリィッと歯を食いしばった

雪「あ、はい。」

沖「ゴメン、睨まないで。」

沖田の言葉に思わず目つきを鋭くした雪村であった

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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時

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