第十話 ページ13
近「美人さんだとは思っていたが、まさか本当に女性だったとはなぁ…。」
近藤はうんうんと頷いた
あの後A達は広間に集められ、雪村が女だという話を聞く事になった
藤「女だって聞くと、女にしか見えなくなってくるんだよなぁ。」
源「しかし女の子を縄で縛って(切られたが)おくとは、悪い事をしたねぇ…。」
先ほどとは打って変わって雪村に対する態度を変える男達にAはヘルメットの中で軽く舌打ちをした
永「女だ女だって言うが、別に証拠はねぇんだろ?」
雪「証拠って言われましても…。」
皆が女と認める中、今だ疑いの目を向ける永倉に原田がクククと面白そうに笑った
原「証拠も何も一目瞭然だろ。何なら脱がせ……うおぉっ!お前何やってんだ!?」
原田が言い終わる前にAはすぐに言いたい事を察して行動に出た
貴『何って…千鶴の代わりに女という証拠を見せているだけだが?』
Aは雪村の横でライダースーツのファスナーを開き、黒いブラジャーのみの上半身を完全に露出していた
雪「あわわわ…sigmaさん…///(何て魅力的で美しい体…やっぱりsigmaさんって素敵…)」プルプル
永「うわぁぁぁ!!隠せ隠せ!!!」
貴『隠せ?自分から証拠がほしいって言ったんだろ?遠慮せずに見ろ』
Aは上半身を脱ぎ終わると、今度はベルトにまで手をかけた
原「やっ、やめろ!!下まではマズイぞ!!もういいから隠せ!!」
貴『遠慮するな』
永「わ、悪かった!!!疑った俺が悪かった!だからお願いだから…隠してくださぁぁぁぁい!!!」
永倉がゴンゴンと床に頭を叩きつけながら土下座をする
それを見たAはライダースーツを着ると、素早くファスナーを元の位置に戻した
そしてヘルメット越しから原田を睨む
貴『お前も何か言う事ないのか?』
原「すっ、すみませんでした…。」
スマホに打たれた文字から般若の様な怨念にも似た怒りを感じ、原田は永倉と同じ様に土下座をした
雪「sigmaさん、私なら大丈夫ですよ。」
雪村が横からAを抑える
雪「sigmaさんのおかげで皆さんに女だって信じてくれましたので…私はそれだけで充分です。」
貴『…千鶴がそう言うのであれば』
命拾いしたな、とAは土下座した二人にスマホを見せた
永原「(女って怖ぇ…)」
二人はAにビクビク怯えながら、元の位置に戻って座った
永倉「ゴホンッ…し、しかし本当に女だって言うなら、殺すのも忍びねぇな…。」
原「(めちゃくちゃ動揺してやがる…)」
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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時