初恋、芽生えて結ばれる。【時透無一郎】

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A「…よし、何とか止血ができた…。…うっ！」









刺されたところは、言葉では言い表せないくらい程の痛さ。










だけど、耐えろ！！











こんなの、痛くなんかない！！



















炭次郎「肆ノ型 打ち潮！！」










善逸「壱ノ型 霹靂一閃！」











伊之助「弐ノ牙 切り裂き!!!!」

















みんなが時間を稼いでくれた。












今度は私の番。














A「みんなさん、ありがとう！！あとは、私に任せて下さい！」












下限ノ零「あら、あんたまだ生きてたの。でも傷が深いから動いたら広がるわよ？」












…関係ない。









私は、コイツの首を斬る。









この一撃に魂を込めて…！！













A「全集中 光の呼吸 拾ノ型 白虹貫日！！」











ビカン！！











下限ノ零「…！！眩し…い！！」















炭次郎side




光の呼吸。










初めて見る呼吸だった。











彼女が技を出した一瞬、とてつもなく強い光があたりを包んだ。












…気が付くと鬼の首は落ちていた。












下限ノ零「な、何よ！！今の…早すぎて、見えなかった…！！」










あの一瞬に首を切ったのだろう。











あの小柄な女の子が。









A「良かった…切れた…。」










女の子はその場にばたりと倒れた。










伊之助「し、〇んだのか！？」










善逸「バカっ！！！」









炭次郎「…！？し、しっかりして！！君の名前は！」












A「…A…。」










炭次郎「分かった、A。すぐに隠を呼ぶから…」











その時誰かが走ってきた。















？？？「A！！！」

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