初恋、芽生えて結ばれる。【時透無一郎】

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甘露寺「せっかくの女子会なんだから、恋バナでもしましょ！」









胡蝶「いいですね。早速ですが、お2人に好きな人は？」










依鈴「え？好きな人…ですか？私はいますよ。」










甘露寺「きゃーーー！！」










胡蝶「Aさんは？」









A「え、私？え、えーと…」








どどどど、どうしよう！！









まあ、好きな人は無一郎君ですが！








依鈴ちゃんもいるしここでは言えないよ！












A「い、いませんねぇ。」









胡蝶「そう、ですか。」












甘露寺「ちなみに、依鈴ちゃんは誰が好きなの！？」











私は知ってる、依鈴ちゃんは…









依鈴「ふふ、ちょっとお恥ずかしいですけど、師範の時透無一郎君です！」










無一郎君が好きなんだ。









甘露寺・胡蝶「ええーーー！」














甘露寺side





まさかの依鈴ちゃんが無一郎君が好きという事態！！









複雑な関係だわ！！










甘露寺「い、依鈴ちゃんが無一郎君が好きなんて！キュンキュンしちゃうわ！！」











胡蝶「そ、そうですね。」










甘露寺「ねえ、Aちゃんは好きな人、いないって言ったけど、どんな男の子がタイプなの？」










これが今日、一番聞きたいことよ！！










A「ええ！？私は別に…あ、でも、私の事、大切に思ってくれる人、かな？」










胡蝶「ふふ、身近にいますけどね。そういう人。」









甘露寺「し、しのぶちゃん！」










胡蝶「('Д')ハッ！！」









A・依鈴「？？？」












…Aちゃんの喋り方。








私なら、分かるわ、









嘘をついてるわ！









本当は、好きな子がいるんじゃないかしら。








ここじゃ言えないのかも。

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