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屋敷に帰ったら、早速階級が甲だったことを無一郎君に話してみた。
無一郎「甲…!?すごいよA。」
依鈴「…」
依鈴ちゃんはちょっと不満げな顔してる。
怖い。また何をされるか、分からないから。
無一郎「そうだ、A、依鈴。甘露寺さんが2人と出かけたいって。」
依鈴「ホントぉ!?」
A「甘露寺さんとお出かけなんて、嬉しい!!」
無一郎「2人の予定が会う日に、行っておいで。」
依鈴「うん!」
A「はい!」
無一郎「じゃ、今日の稽古始めよう。依鈴は腕の怪我がまだだから走り込み。Aは木刀で打ち込み稽古ね。」
依鈴「(最悪…Aちゃんとむいくん2人きりじゃん。)」
依鈴「分かった。頑張ってくるね!」
A「打ち込み、頑張ります!!」
A「弐ノ型、仄明かり! 伍ノ型、赫焉・赫灼! 捌ノ型、絢爛ノ月!」
ゴン!!ゴン!!バキ!!
無一郎「いいね、A。でも、もうちょっと腕を上げた方がいい。こうやって…」
ギュっ(ほぼバックハグ状態。)
えっ?
ちょちょちょ、待って待って!!ち、近い…!!
無一郎「えっ、どうしたの?A、顔赤い。」
A「べべべべ、別に!なんもないです!」
無一郎「…そう。」
恥ずかしかったぁ。心臓、飛び出たかと思っちゃった。
もう私、気づいたら無一郎君のこと、好きでたまんなくなっちゃってるじゃん。
…だけど、これは私の一方的な想い。
私との距離が近くても無一郎君は…
無一郎『えっ、どうしたの?A、顔赤い。』
いつもと変わらない、涼しい顔してた。
無一郎「A、お疲れ様。頑張ったね。」
A「はい、ありがとうございます!」
でも、いいや。
私はこうして無一郎君と一緒に稽古できるだけでも幸せだし、
私が無一郎君にちかづきすぎちゃうとまた、
依鈴ちゃんが怒っちゃうから。
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優衣(プロフ) - 良かった〜‼️二人が無事に付き合えた💓😍💓炭治郎達に見られた👀続きめっちゃ楽しみです✨ (2月7日 0時) (レス) @page32 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
好歌 - 優衣さん» あたたかいコメント、ありがとうございます!(*´▽`*)私も書きながら、1人でドキドキハラハラなんです(笑) (2月6日 21時) (レス) id: 64e1edc24c (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃん!「す」まで言えたのに😣無一郎から告白💌✨めっちゃドキドキしました😍💓続き楽しみにしてます✨ (2月5日 23時) (レス) @page31 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
好歌 - コンさん» 入試、無事合格できました!(*^▽^*)これからもよろしくお願いします! (1月24日 21時) (レス) id: 64e1edc24c (このIDを非表示/違反報告)
コン - 1日に何個も新しい話をありがとうございます。高校入試もお疲れ様でした! (1月23日 22時) (レス) @page17 id: 0b8889fe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:好歌 | 作成日時:2024年1月16日 22時