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peach4 ページ5






次の日


学校へ行き、授業を受けていると前の席から手紙が回ってきた



−「ピーチパイ買ってきたからお昼食べよう」−



研磨だ。



ピーチパイという好物の単語に反応しながら、手紙の裏に




ー「もちろん、ありがとう」−



と書いて前の彼に回した




その日は、次のテストに向けて大事なことをたくさん言われたはずなのに、


何一つ頭に入って来なくて、運動場で体育をしているクラスをぼんやりと見た




―――――――――


お昼



「本当、Aはピーチパイ好きだよね。美味しいの?」



「美味しいよ、研磨もアップルパイ好きだね」



「うん、林檎の炊いた感じが好き」





教室でお弁当を食べてるやつらの横で、パイを食べる男子高校生2人。


なんとシュールだろう。

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作者名:地上もち | 作成日時:2017年3月26日 19時

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