トリップしたらチートじゃんww[HQ]

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ほんとの笑顔でタオルとドリンクを渡す私に









コーチや2軍のみんなは目を開いてびっくりしていた









昨日とは違うほんとの笑顔









休憩が終わりみんながコートに行くとコーチは小さい声ではなしかけてきた









斎「昨日なにかあったのか？昨日より明るくみえるが…。」









私はふふっと笑い答えた








『コーチ、これが私ですよ。昨日とは少し違いますが何も変わっていないので気にしないでくださいね。』









そう言ったらコーチは少し頷き指導に戻った









次のドリンクはさっき作った分もあるしスコア取っていくか！









スコアをとるためにみんなを観察していると五色っちがスパイクを上手く打ててないことに気づき声をだした









『白布君！もう少しトス低めで！！五色じゃまだそんな届かない！』









昨日は静かだった私が声をだしたからか2軍などは驚き、えっ！という声も聞こえる









私が注意した事を聞いて白布君はこちらを向き少し頷いた









そして次の五色スパイクのターン








白布君は私がさっき注意した事を守り少し低めにトスをだした









五色はそれを打った









打ったスパイクはブロックを抜け一直線に誰もいない床に落ちる









決まって五色はこちらを向き笑顔でピースしてきた









白布君は今のを忘れないようにトスをあげまくる









その光景が微笑ましくて私は未だにピースで感謝を伝える五色に手を振った









少し頬を赤らめ五色は次のスパイクに戻っていった
可愛すぎでしょ…









次の休憩、ドリンクを渡していると瀬見さんと山形さんに肩を捕まれ質問された









瀬「なぁ！なんでさっき五色が打ちにくい事がわかったんだ？俺全くわからなかったぞ！」








山形「分かる！俺も違和感感じなかったし…どうして分かったんだ？」









2人はドリンクを飲み汗を拭きながら私に問う









『昨日、私五色君のスパイクをブロックしたじゃないですか？その時にどこか、弱い感じがしたんですよ！でも五色君ならもっと強いスパイクが打てる気がして…今日見てたら少し白布君のトスが高いように見えたので！きっと白布君は牛島さんへのトスが高い故に五色君のも高くなっちゃったんでしょうね！』









瀬「ほ〜！よく気づいたな！次は俺みてくれよ！なにかあったらいってくれよな！」

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