【名探偵コナン】あの子は小学生警察官

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するとお萩がピッチャーのポーズをして振りかぶる


萩「いくぜAちゃん！受け取りな！！」


パシっとジャンプして受け取ると、陣平にも銃を渡された


陣「こっちも受け取れ！完璧なチャカだ！！外したらブッ殺すぞ、、、A！ゼロ！！」


リボルバーを引っ張り、弾をこめる

ジャコっと音がなり、弾がセットされると、私は銃を向けた


大丈夫、秀にあんなに教わったじゃないか。


だとしても体はなぜか震えていて


すると私の手の上に肌黒い手が乗せられた

すっぽり隠された私の手を包むのは、紛れもないゼロの手


はは、震えてんのバレてたんか。


しゃがんで視点を合わせてくれたゼロは、少し私の射程をズラす


目があい、不敵に笑う



バァン



弾は一直線に進んでいき、鬼教官の頭から少し離れてロープに被弾

ブチっと切れたロープで、落ちてきた教官と作業員をヒロと班長が受け止める


伊「おい教官！鬼塚教官！？」


すると教官はというと、、、


ブハッと息を吹き替えし、ゴホゴホと咳き込む


途端に訓練棟はワァッとした歓声に包まれた


隣で「ふぅ」とゼロがため息をつく

その隣で笑ってる陣平も、よしかかってる萩も、満更な顔してる。




「ありがとう」「どういたしまして」



無意識に口に出ていたお礼の言葉は、歓声にもみ消されたにも関わらず、ゼロはそう言って笑った

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