6 ページ7
自分side
あの生き地獄だった体力テストと柔かった面接から早1週間
もう直ぐで合否が確認される頃だ。
私はお父さんの、今はお母さんが外国に行ってるから
一軒家に一人で住んでるんだけど、
自分の部屋とポストを行ったり来たりしてる。
ブルルルルル
とバイクの音がしたと思うとポストにカランという音が響いた。
『やった』
届いた封筒を開けてみると、最初に大きな字で
“合格”
と書いてあった。
『よっしゃーーーー!!!!』
私は家の中を飛び跳ねまくり、お母さんにササッと
“合格した”
簡単なメッセージを送り、
着替えてそこそこ遠い父さんのお墓に向かう。
勿論報告するため。
ガラッと窓を開けて飛び出す。
危険?聞かないで。
玄関から出てもいいんだけどね〜
開け閉めとかめんどくさいじゃん。
なんだかんだ言ってお墓に着く。
掃除してるお坊さんに『こんにちは!』と挨拶を交わし
一直線に父の墓へ。
『父さん!合格した!』
『でもまだまだこれから!』
『卒業まで頑張って、お父さんみたいな正義感がある
立派な警察官になるから!!』
そう亡き父に宣言し、報告は終了。
まだ生きてたんなら今頃、
頭ぐしゃぐしゃと撫で回されてたんだろうな。
これから約6か月、警察学校頑張んなくちゃ!
205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Topaz トパーズ - ありがとうございます!自分、もう直ぐ受験あるので時間が勉強の方に行っちゃうと思うのでカメさん最新になると思いますが、これからも応援よろしくお願いします!コメントありがとうございました! (2021年9月20日 6時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^ハイスペックなヒロイン、良いですね^_^警察学校組とのやりとり、楽しかったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2021年9月15日 23時) (レス) id: 0343ed7ad9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ネイジェ | 作成日時:2021年5月20日 20時