〜Secret Shared house 〜 【合作】

9話♪ ページ10

〜暁月 奏 side〜

とりあえず中に入りましょうか。
玄関にいても狭い...というわけではありませんけど。

それにしても、あの方はいったい何があったのでしょうか。
ここに来たからには、過去で何かあったとは思うのですが...といっても、来るまではこの家には過去を引きずった人達がくるだなんて思いもしませんでしたけどね。

...かくいう私も、辛い過去があるのですけど。しかも今現在も原因は続いているという。

？｢はいっ！｣

『ﾋﾟｬｯ！』

え、ドア閉めましたよね？それでも届く声ってなんなんですか？心臓が飛び出るかと思いました...

あれ、そういえば変な声を出したような...

ｶﾞﾁｬｯ

？｢奏さん！！！！｣

『な、なんですか』

どうしてそんなに声出せるのか不思議でなりません...

？｢もう1人の住人来たよ！！！！｣

？｢それじゃぁ自己紹介から！！！！｣

流石にもう自己紹介止められたりしませんよね？

？｢奏さんからね？？？？｣

『えっ...分かりました...』

え、嫌だ...まあ軽く終わらせましょ()

『暁月奏です...年齢は21歳で...趣味は読書です。』

...あの人私のことをジッと見つめてるんですけど、何かありましたっけ。
まあそれはおいといて。←

趣味は本当はもうひとつあるんですけどね。
鳥観察という趣味が...！
まあ鳥のことを言う時にデレデレ顔になってキモイって言われたことがあるので言いませんが...

私ってそんなにデレデレ顔になってましたっけ？自分の顔が見れないので何とも言えませんね。

？｢それじゃぁ次は君ね！！！！｣

？｢俺の名前は狩野裕紀です。年齢は18で、趣味はカードゲームです｣

ん...？俺...？今、俺って言った？
この子、俺っ娘なのかな？
そして若い...！その若さでここにくるとは...親と何かあったとかなのかな。それか一人暮らししたくてかも？

？｢ここの管理人、星月夜だよ！！！！年齢は20歳！！！趣味は料理とか読書かな！！！！｣

わお、私より1歳年下の方が管理人さんですか。
そして読書ですと...？

...なるほど。私を見つめてきたのはそういうことね。同じ趣味を持っているから仲良くなれそう的な感じで見つめてきたのね。

何の本を読むのかあとで聞いてみるのもいいかも。

とりあえず私の部屋どこでしょう。


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次は86さんですね。よろしくお願いします！

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