検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:5,270 hit

22話♧ ページ23

狩野 祐樹side


久しぶりに動物を食べた気がする…という
のも、家での信仰の関係で植物しか
食べられなかった。肉や魚に代わっての
大豆、牛乳が飲みたいなら豆乳、湯葉が
あればチーズはいらない…ルールは大量。
今はそんな時期もあったなーって味噌汁を
飲めるのだけれど。


と、さっきベル応答に行ってた星月さんが戻ってきた。最初は宅配か何かかと
思った。(さっきの引越し業者も迷子に
なって遅くなったと言ってたからこの
時間に来ても何らおかしくない。)しかし
違った、こんなに幼い配達員はいないし
人間を配達する業者なんて聞いたこと
ない。

「食事中にごめんね。わたしの妹が住む
ことになったんだけど大丈夫?」

「別に大丈夫ですけど、星月さんって妹
居たんですか?」

『妹』と紹介された彼女は(申し訳ない
ことを言うと)星月さんと似ている部分が
少なかった。さしずめ、両者がそれぞれ
片方に似通ったか、または養子だろう。

特に支障はなさそうだったから
「俺も大丈夫です」と答えた。

「えっとね、実の妹じゃないんだけど色々
あって...親代わりになってるんだよ」

「そうなんですか...」

正解は養子の方らしい。ということは
彼女もまた、親が訳ありといったとこ
だろう。俺が言えた立場じゃないけど。

「ほら!零ちゃん、ここに住むんだから挨拶して?」

「やだぁ...夜ねーねがして!」

「ダメ!自分でしなさい!」

この感じだと、星月さんを相当頼りにしているようだ。単なる人見知りなのか、
対人恐怖症なのかは判別つかないけど。

「なるせれい。としは8さい」

8歳かー、
ん?…学校はどうしているんだ?

「零ちゃんは今お腹空いてる?」

しかし、聞かれた彼女は答えようとしない。でも彼女の腹の虫は正直で、誰にでも
聞こえるボリュームで鳴った。

----------------キリトリ線----------------
皆さんってお腹が空くと鳴ったりしますか?
私は食べてる途中でお腹が鳴って家族から総ツッコミを食らいました(ㆀ˘・з・˘)

次お願いします!

にじゅーさんわ→←21話♪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:合作 , シェアハウス , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» (`・-・´)ゞ (2020年10月11日 0時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - ようやく書けたorz (2020年10月11日 0時) (レス) id: fdfafae651 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» まーちゃん寝た???(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - え() (2020年10月10日 23時) (レス) id: a7e867b227 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» らーちゅん、まーちゃんにテンプレートの書き方教えてください(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めめろん x他3人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年10月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。