～Secret Shared house ～【合作】 (ページ11)

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10話！ページ11

狩野裕樹side

声の犯人…言い方が悪いな、声の正体は
管理人らしき人だった。

「もう1人の住民待ってるので行きましょうか！！！！」

「分かりました」と返事しながら『観察』を始める。茶髪ではあるのだが、色合い的にはドラックストアなんかでよく見るヘアカラーのサンプルが一番近い気がする。

つまりは…

ｶﾞﾁｬ…

「奏さん!!!!!!!!!!!」

『カナデさん』と呼ばれた人は少々驚いた
様子だった。

「な、なんですか」

「もう1人の住民きたよ!!!!!!!!!!!」

「そじゃぁ自己紹介から!!!!!!!!!!!」と
管理人(仮)は朗らかに始めた。

「奏さんからね？？？」

｢えっ…分かりました…｣とカナデさんは
始めた。

「暁月奏です…年齢は21歳で…趣味は読書です。」

なかなかのインドア派らしい。21ではある
ようだがこの時間帯にいる、ということは
在宅ワーク、あるいは通信制大学だろうか。かくいう俺は今日は全休の日だ。

「そじゃぁ次は君ね！！！！」とこれまた
朗らかに順が回ってきた。

「俺の名前は狩野裕紀です。年齢は18で、趣味はカードゲームです」

やっぱり、無理があったか。未成年が一人で越してくるというのはあまりないことだし、何より異性しかいない。まあ、『今日は』、だが。

「ここの管理人、星月夜だよ！！！！年齢は20歳！！！趣味は料理とか読書かな！！！！」

彼女たちはどうやら共通するものがある
らしい。気にしちゃいけないかも知れないが、やっぱり…な。

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10話目突入♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
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