検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:5,282 hit

30話♪ ページ30

〜暁月 奏 side〜

コン「我にはちゃんと名前があるというのに、お主は全くもう...」

あ、目の前にいる狐はコン。
本当はチェリー・グラス...?とかいう名前なんですけどね。

コン「お主、我の名前絶対言えてないじゃろ。我はチェイシーディア・グラスチャイドだ。ディアとでも呼べと言ったのにお主は...」

なんでバレたのですか。

『まあまあいいじゃない。それより久しぶり、コン。』

実はこの森自体には小さい頃に行ったことがあるのです。
まあ引っ越しちゃって、それからは来れなかったんですけどね。

ここに引越しを決めたのはそういう理由もあります。

コン「久しぶりなのじゃ、奏。お主がいない13年間は騒がしくなくて良かったがの。」

『ふふ、そんなこと言って、ほんとは寂しかったんでしょう?』

コン「む、ちがっ...!.....そうじゃよ、寂しかったんじゃ!」

素直じゃないのが可愛らしいのよね。

そうそう、コンさんは狐の神様の遣いなんですよ。
だから喋れるというわけです。

『今日からここにある建物に住むから、よろしくね。コン!』

コン「そうか、また騒がしくなるのう。ふふっ」

そうだ、コンさんが来れるのなら一緒に住むこともできそうですが...聞いてみますかね。

『コン、私達が住んでる家に来ない?』

コン「いいのか...?では一応行ってみて、滞在できそうだったら住むのじゃ。」

『分かった。んじゃ行きましょ、コン。』

コン「うむ!」

◇玄関◇

コン「ふむ、ここがお主の家、なのじゃな...?それにしてはちと大きいようじゃが。」

『だってここシェアハウスだもの。まあ私も来た時は驚いたけれどね。』

コン「なるほどのう。」

◇キッチン◇

『そういえば皿洗いするの忘れてた。』

コン「そうか。我は後にしていいから、先に皿を洗ってくるのじゃ。」

『はーい』

コン「それにしても...少し居心地が悪いのじゃ。ん?あれは...のう奏、あの幽霊祓わないのかの?」

『あれ、なんで知ってるの?』

コン「それはの...」

あら?零ちゃんが向かってきますね。
どうしたのかな?

零「...かなでさん、夜ねーねうごかなくなっちゃった」

『動かなくなっt...あっ...』

きっと零ちゃんの魅力にやられたのね。

零「どうしたら夜ねーねうごくかなぁ」

『それじゃあ、この言葉言ってみてください』ゴニョゴニョ

零「うん!わかったぁ!奏ねーねありがとぉ!」

何を伝えたのかって?内緒ですよ♪

--
次86さんお願いします!

31話→←29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:合作 , シェアハウス , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» (`・-・´)ゞ (2020年10月11日 0時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - ようやく書けたorz (2020年10月11日 0時) (レス) id: fdfafae651 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» まーちゃん寝た???(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - え() (2020年10月10日 23時) (レス) id: a7e867b227 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» らーちゅん、まーちゃんにテンプレートの書き方教えてください(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めめろん x他3人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年10月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。