30話♪ ページ30
〜暁月 奏 side〜
コン「我にはちゃんと名前があるというのに、お主は全くもう...」
あ、目の前にいる狐はコン。
本当はチェリー・グラス...?とかいう名前なんですけどね。
コン「お主、我の名前絶対言えてないじゃろ。我はチェイシーディア・グラスチャイドだ。ディアとでも呼べと言ったのにお主は...」
なんでバレたのですか。
『まあまあいいじゃない。それより久しぶり、コン。』
実はこの森自体には小さい頃に行ったことがあるのです。
まあ引っ越しちゃって、それからは来れなかったんですけどね。
ここに引越しを決めたのはそういう理由もあります。
コン「久しぶりなのじゃ、奏。お主がいない13年間は騒がしくなくて良かったがの。」
『ふふ、そんなこと言って、ほんとは寂しかったんでしょう?』
コン「む、ちがっ...!.....そうじゃよ、寂しかったんじゃ!」
素直じゃないのが可愛らしいのよね。
そうそう、コンさんは狐の神様の遣いなんですよ。
だから喋れるというわけです。
『今日からここにある建物に住むから、よろしくね。コン!』
コン「そうか、また騒がしくなるのう。ふふっ」
そうだ、コンさんが来れるのなら一緒に住むこともできそうですが...聞いてみますかね。
『コン、私達が住んでる家に来ない?』
コン「いいのか...?では一応行ってみて、滞在できそうだったら住むのじゃ。」
『分かった。んじゃ行きましょ、コン。』
コン「うむ!」
◇玄関◇
コン「ふむ、ここがお主の家、なのじゃな...?それにしてはちと大きいようじゃが。」
『だってここシェアハウスだもの。まあ私も来た時は驚いたけれどね。』
コン「なるほどのう。」
◇キッチン◇
『そういえば皿洗いするの忘れてた。』
コン「そうか。我は後にしていいから、先に皿を洗ってくるのじゃ。」
『はーい』
コン「それにしても...少し居心地が悪いのじゃ。ん?あれは...のう奏、あの幽霊祓わないのかの?」
『あれ、なんで知ってるの?』
コン「それはの...」
あら?零ちゃんが向かってきますね。
どうしたのかな?
零「...かなでさん、夜ねーねうごかなくなっちゃった」
『動かなくなっt...あっ...』
きっと零ちゃんの魅力にやられたのね。
零「どうしたら夜ねーねうごくかなぁ」
『それじゃあ、この言葉言ってみてください』ゴニョゴニョ
零「うん!わかったぁ!奏ねーねありがとぉ!」
何を伝えたのかって?内緒ですよ♪
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めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» (`・-・´)ゞ (2020年10月11日 0時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - ようやく書けたorz (2020年10月11日 0時) (レス) id: fdfafae651 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» まーちゃん寝た???(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
らーちゅん(プロフ) - え() (2020年10月10日 23時) (レス) id: a7e867b227 (このIDを非表示/違反報告)
めめろん(プロフ) - らーちゅんさん» らーちゅん、まーちゃんにテンプレートの書き方教えてください(((( (2020年10月10日 23時) (レス) id: 731b2d57ca (このIDを非表示/違反報告)
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