15話 ページ17
目が覚めると、私は知らない家にいた。
…え、ここ、どこ?
でも私そっくりの白髪の髪の少年を見ると、その不安なんか一瞬で吹っ飛ばされた。
イザナ「あ、おはよ、A」
『…おはよう、イザナ…お兄ちゃん…、』
“お兄ちゃん”と言うと、イザナは特に嬉しそうな顔をする。
…可愛いなあ。
イザナ「今日からここが俺とAの家。Aが一人暮らししてた家は解約しといたー、」
イザナはさらっと爆弾発言を落とした。
…へ?
『かっ、解約!?ていうか、ここどこ!?』
ま、まさか遠いところに来ちゃった!?
千冬とか、圭介くんとか、ドラケンさん、三ツ谷くん、万次郎とかにもう会えない!?
慌てる私を落ち着かせるように、イザナはニコニコ笑いながら言った。
イザナ「ううん、そんな遠くない。だから安心して。」
…安心できないよ!
でも、やっぱりイザナが言うなら、と私の心は簡単に了承してしまった。
『…イザナ、みんなにメール送ってもいい?』
私が一応尋ねると、イザナはうん、と言ってくれた。
イザナ「学校はもう行かなくていいよ。俺から言っておいたから。あと、…他の兄弟について話しておきたいことがあるから、後で時間くれ」
────他の兄弟?
学校のことより、私はそれが気になった。
他にも私には兄弟がいるの…?
でも、後で聞けることを期待して私はとりあえずみんなにメールを送っておいた。
“引っ越しました。あんま会えなくなるけど、また会おう!”
そんなようなメールをみんなに送ると、私はイザナに「終わったよ、」と声をかけた。
イザナは「そう」と微笑んだ後、私を膝の上に手招きした。
…これが、兄妹か!
私はイザナに甘えるように、膝の上にちょこん、と乗った。
イザナは「可愛い、」と私の頭を撫でてくれた。
…優しい。イザナがお兄ちゃんで良かった。
そんなことを呑気に考えていると、イザナが口を開いた。
イザナ「単直球に言うね。
───────マイキーはAの義兄だ」
『…は?』
目の前が、真っ暗になった。
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めろん。 - 朝はパンよりご飯派さん» ありがとうございますっ!!続編も不定期ですが頑張って更新するので楽しみにしてて下さい! (2021年10月11日 20時) (レス) id: 7ecd344a3e (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - まだまだ見たいなー (2021年10月11日 2時) (レス) @page50 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
めろん。 - 愛海さん» そなんですか!笑可愛いですね!ありがとうございまふ! (2021年9月28日 7時) (レス) id: 7ecd344a3e (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - めろん。さん» ご、誤字が…!ふ、じゃなくて、す、で打ったつもりやったんです…!!恥ずかしい…、、続編嬉しーでふ!勿論応援してます! (2021年9月28日 2時) (レス) id: 6af5459261 (このIDを非表示/違反報告)
めろん。 - 雪さん» コメントありがとうございます!!優しくてお気遣いまで…嬉しいです!!続編書くので、是非これからもよろしくお願いします! (2021年9月27日 19時) (レス) id: 7ecd344a3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろん。 | 作成日時:2021年9月9日 23時