ep.04 ページ4
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「あぁ…こりゃ怖い…」
「え、どなたですか？」
唐突ですが私は今、フィンくんの部屋に来ています。
正確には、フィンくんの部屋に行ったらマッシュヘアーの男の子が筋トレしているのを目の当たりにして、恐怖を感じています。
と、いうのも、遡ること十数分前 ＿＿＿
「た、た、助けてAちゃん！！」
「えっ、ま、待って、落ち着こうフィンくん、とりあえずなに？」
それはそれは唐突に、フィンくんは私の部屋へと飛び込んできた
おいこらちょっと待てくれフィンくん、ここ女子部屋なんだよ、君の部屋ここじゃないんだよ。
てか何助けてって。ついにキャベルから耐えられないくらいのイジメ食らった？
「ルームメイトが、怖い…！」
「え、うーーーーん？？どゆこと、」
あまりにもフィンくんが怯えているので、なんだキャベルと同室にでもなったのかと思い見に行ってみれば、黒髪マッシュヘアーの子が絶対重いダンベルを、ふんふん言いながら片手で持ち上げていたのだ。
てかよく考えれば、内部進学組と外部入学組が同室になるのが伝統だからキャベルと同室になるわけないじゃんね。心配し損……でもないなこりゃ…。
そして、冒頭に戻る。
いや無理だよフィンくん、この人相手にして私にどうしてほしいの？
私この人に立ち向かおうもんならデコピンでやられるよ、私も怖いよ。
しかもこの人、今日の授業で鍵を素手でぶっ壊した人だよね、
無理だよフィンくん、やっぱり私も怖い
「あ、えっと、ふぃ、フィンくんの親友のAです、よろしく？」
「マッシュ・バーンデッドです、よろしくね。あ、シュークリームいる？」
「え、あ、じゃあもらっとこうかな…」
名前、髪型そのまんまで危うく吹き出すとこだった。吹き出すもの何もないけど。
お近づきのしるしにシュークリームと来たか…、マジかあなたタフですね？？
甘いの好きだし、フィンくんももらったっぽいからもらうけどさ。
そして食べてみるとなんてこった、普通に美味しい。フィンくんの方を見れば、心配そうに見られた。グッドポーズで返すと、今度は安心したように胸を撫で下された。かわいい。
どうやらこの感じだと、フィンくんももうマッシュくんに悪い印象は抱いてないみたいだ、
ルームメイトと仲良くできそうで良かった。
「そういえば私もルームメイト怖いんだよね」
「えっ？」
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ちはねこ(プロフ) - Sさん» シリアスを書くと離れてしまう読者様がいる中でのシリアス好きの方はとても助かります…こちらこそ読んでいただいてありがとうございます！ (4月7日 13時) (
レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - ししししシリアスっぽいっっっ好きっっっっ.......!!!!!!!!!更新ありがとうございます！！！！！！ (4月6日 22時) (レス) @page28 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひなさん» そそそそそうなんですか？！需要しかないんですか？！（やかましい）それは胃薬と要相談ですね…、一秒でも多く読者様に楽しんでいただけるよう頑張ります🥰 (3月31日 23時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 作者様の独り言は需要しかないので閲覧できて嬉しかったです！！！ プレッシャーもあるかと思いますがそんなの気にせず自由に投稿してください😌😌 (3月30日 10時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひかりさん» ぴえ…その笑み一瞬暗黒物質放ってませんでした…？そうなんです思いのほか伸びるともうもはや一周まわって恐怖なんですよね、ありがたいけど。プレッシャーをグラビオルしながら頑張ります…！！ (3月30日 1時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
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