ep.24 ページ24
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「＿＿＿お兄ちゃん、またあの水バシャ―ってやつやって！」
「しかたないな、」
私の大好きだった、ピンク髪で優しくて、強い、双子の＿＿＿お兄ちゃん
「＿＿＿お兄ちゃんのその大きい…槍！みたいなのかっこよくて好き！」
「これ鉾な〜？」
強くて優しくて明るくておもしろいから、＿＿＿＿＿お兄ちゃんも好き
「＿＿＿お兄ちゃん！プリンちょうだい！…あっ、＿＿＿お兄ちゃん、トランプやろ！」
「ふむ、私の最高のプリンをあげましょう」
「仕方ないな」
プリンに命かけてるレベルでプリンを愛してる＿＿＿＿お兄ちゃんと、ピエロみたいな格好してるのに、ピエロというよりジャイアンみたいな性格の＿＿＿＿＿お兄ちゃん
「＿＿＿お兄ちゃんは、優しくて好き」
「私も、お前は可愛くて好きだ」
生まれつき目が見えないらしくて、でも兄妹のなかで一番優しい、＿＿＿＿お兄ちゃん
「お父さんも、すき！」
「嬉しいね、だけどねA、お前の存在意義は＿＿＿＿＿＿＿なんだよ。」
「知ってるよ、だから私ずっとお父さんの為にがんばるね！」
家族の中で一番強くて、一番美人で、一番大好きな、お父さん。
私の、大切な大切な家族。
でも…
ーーー
ーー
ー
「きゃーーー！！Aちゃん…？！」
「ぅん…？あ、レモンちゃんおはよ……どしたの、」
その日の朝は、レモンちゃんの悲鳴とともに起きた。
なにか懐かしい夢を見た気がする。懐かしくて、暖かい夢。お兄ちゃん…？
まぁ、いっか。
「おはようございます……ってそれより、Aちゃんって二本線だったんですか？！」
「え？二本線…？なんのこ…と…、あ、やべっ」
とてもとても焦った顔で聞いてくるレモンちゃんに、この子は何をそう焦ってるんだと思ったが、「二本線」と聞いて、一気に冷水をかけられたような感覚がした。
私のあざの本数だ。しくった、いつもはレモンちゃんより早く起きてメイクで隠して、1本を装ってたんだけど、昨日の私は疲れすぎた。爆睡するとか勘弁してよもう…
うぅーーん、どうしたものか、レモンちゃんは他言しないと思うけど、この悲鳴が他の人に聞こえてたら…
「レモンちゃん、しー！！」
「あっ、心配されなくても、誰にも話しませんよ…？！」
「そういうことじゃないのよ…」
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ちはねこ(プロフ) - Sさん» シリアスを書くと離れてしまう読者様がいる中でのシリアス好きの方はとても助かります…こちらこそ読んでいただいてありがとうございます！ (4月7日 13時) (
レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - ししししシリアスっぽいっっっ好きっっっっ.......!!!!!!!!!更新ありがとうございます！！！！！！ (4月6日 22時) (レス) @page28 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひなさん» そそそそそうなんですか？！需要しかないんですか？！（やかましい）それは胃薬と要相談ですね…、一秒でも多く読者様に楽しんでいただけるよう頑張ります🥰 (3月31日 23時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 作者様の独り言は需要しかないので閲覧できて嬉しかったです！！！ プレッシャーもあるかと思いますがそんなの気にせず自由に投稿してください😌😌 (3月30日 10時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひかりさん» ぴえ…その笑み一瞬暗黒物質放ってませんでした…？そうなんです思いのほか伸びるともうもはや一周まわって恐怖なんですよね、ありがたいけど。プレッシャーをグラビオルしながら頑張ります…！！ (3月30日 1時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
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