ep.13 ページ13
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あらすじ：世界で一番会いたくないランキング一位の元カレ、カルパッチョに遭遇した。
「久しぶり…だね、そうだ私これから部屋に戻るっていう用事があるから行かせてもらうね！！」
「部屋に戻るだけならちょっと付き合ってよ」
「え、えぇー…なに？ことによっては……っあーー！ごめんって！付き合わせていただきます！！」
何が楽しくて元彼に付き合わなきゃいけないんだと断ろうとすれば、彼の胸元から出てきたのは、なんてこった例のナイフ。それを自分の心臓に突き刺そうとするもんだからこれは…断れない。
なんだこいつ、元カノ殺す気か。
慌てて謝るけど、内心別にごめんなんて思ってない。でもまだ死にたくない。命と面倒事を天秤にかけたら間違いなく命とるだろ、誰だって。
「それで、何に付き合えって？」
「実験用のネズミが逃げ出した」
「なるほどね、それを捕まえろってことか、カルパッチョが心臓ぐさってやればいいのに」
「実験用のネズミをわざわざ要求するのめんどくさい」
「くそっっ、お部屋戻りたい！！」
こりゃ遠回しに「お前が魔法使えばすぐに解決でしょ」って言われてるな、めんどくさい
はぁ…とため息をついて両手を出して、一生傷が回復する魔法をかけたネズミを手の中に顕現させる
生きたネズミじゃ申し訳ないから、限りなく生物に近いクローン体だけど。
きっと逃走したネズミは今どこかで傷の痛みに耐えてるんだろうな…、あぁ想像しただけで私の胃が痛くなる。部屋に戻ったらとりあえず逃走中の子の手当てからかなぁ…、ごめんねレモンちゃん
「これでいい？」
「…ねぇこれ、僕が使ってたネズミじゃないんだけど」
「バレた？クローン体だよ、さすがに生身のネズミは可哀想」
「ふーん、まぁどっちでもいいけど。じゃ。」
「もう声かけんなばーーーーか！！」
歩き出したカルパッチョへ向かって最後の悪あがきとばかりに叫べば、カルパッチョがもぞもぞと何かをしているのが見えた…と、同時に私の大事な肩に激痛が走り…ってあぁ、血が！！
…いや、マジで、なんで私一瞬でもあんなのと付き合おうと思ったんだろう。ただのDVだろこれ。
ひぃ痛い、寮部屋戻ったらレモンちゃんに心配されちゃうかな。いやその前に部屋に戻るまでの道でフィンにあったら死ぬ、心配かけちゃう
「…お前、Aか？」
「今度は誰ですか！！！」
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ちはねこ(プロフ) - Sさん» シリアスを書くと離れてしまう読者様がいる中でのシリアス好きの方はとても助かります…こちらこそ読んでいただいてありがとうございます！ (4月7日 13時) (
レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - ししししシリアスっぽいっっっ好きっっっっ.......!!!!!!!!!更新ありがとうございます！！！！！！ (4月6日 22時) (レス) @page28 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひなさん» そそそそそうなんですか？！需要しかないんですか？！（やかましい）それは胃薬と要相談ですね…、一秒でも多く読者様に楽しんでいただけるよう頑張ります🥰 (3月31日 23時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 作者様の独り言は需要しかないので閲覧できて嬉しかったです！！！ プレッシャーもあるかと思いますがそんなの気にせず自由に投稿してください😌😌 (3月30日 10時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ちはねこ(プロフ) - ひかりさん» ぴえ…その笑み一瞬暗黒物質放ってませんでした…？そうなんです思いのほか伸びるともうもはや一周まわって恐怖なんですよね、ありがたいけど。プレッシャーをグラビオルしながら頑張ります…！！ (3月30日 1時) (レス) id: e6633a79d9 (このIDを非表示/違反報告)
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