10cm (ページ20)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:73,291 hit

. ページ20

.

スニョンとご飯の約束をしてから、ネイルを新しくして美容院にも行って、なに着ていこうかなぁ～って考えてる自分をみると、やっぱりスニョンのことが好きなんだと改めて実感した。

..だからミンギュにちゃんと言わないと。

『カトクじゃ失礼だよねっ、電話しよう。』

深呼吸して、いざミンギュに電話..

prrrrr

MG：｢もしもし？ヌナから電話なんて珍しいね！どうしたの？｣

『えっと..いま大丈夫？』

MG：｢大丈夫だよ、ちょうど休憩中だし｣

『この前はありがとう、その、告白してくれて.. 』

『で、その、えっと.. 』

MG：｢ ..ゆっくりでいいよ。｣

ミンギュの優しくて、なにかを察した声に泣きそうになった。

『 ..私、好きな人がいて..ミンギュに告白してもらってから、正直少し心が揺らいだのは事実なんだけど..やっぱりその人のこと諦めきれないから..その..ごめんなさい。私なんかがミンギュのこと振れる立場でもなんでもないのに..本当にごめんなさい。』

MG：｢ ..ヌナ？私なんかがって思っちゃダメだよ、ヌナは俺の大好きな人だからね？自信もってね。ヌナのことまだ諦めきれないけど、ヌナの幸せを願ってるよ。もしヌナのこと泣かせるような奴だったら俺がすぐヌナのこと奪いにいくから、それだけは覚えておいて。｣

それからは泣いて話にならなくて、泣きたいのはミンギュのはずなのに私がミンギュに慰めてもらって、こんなに素敵な男の子が幸せになれないわけがない、絶対に幸せになってねと心の中で強く願った。

.