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次は、ホットケーキミックスとココアパウダー、Aがさっき頑張って切ってくれたチョコをボウルに入れて、粉っぽさが無くなるまで良く混ぜてもらう
『うまなるといいなぁー』(小声)
隣でボウルの中を混ぜとるAが、小さい声でそう言うた
大橋「大丈夫やって、A頑張って作ったやろ？自信持ちー！」
『……そうやな、和くんありがとぅ』
そん時Aは、俺の顔を見て微笑んだ
大橋「……うまく、できるとええなぁ」
・ ・ ・
ちゃんと混ぜてくれたんを確認してから、たまたま家にあった絞り袋に入れて、そんでもってカップに絞り入れていく
『集中するから、話しかけたらあかんで』
大橋「分かっとるって！」
そう言った後、Aはめっちゃ真剣な表情でカップに生地を入れていく。なんかと戦っとるんかってくらいに真剣で俺はつい、笑ってしもうた
『笑ったらあかん！！！』
大橋「むりやって！だってめっちゃ真剣やねんもん」(笑)
『真剣にやるっていうたや、あー！！！』
Aがゆっくり振り返る、そんで小さい声で
『和くんのあほ』って言うた
Aの背後に顔を覗かせるカップに目をやれば、明らか溢れとるのが一個
大橋「あ、ごめん！めっちゃごめん！！！」
『……いーよ。和くんやから、許す』
許すとは言ってくれたものの、結構気にしてるっぽい。だってAのほっぺた、ぷくって膨らんどるねん
『和くんやからな、和くんやから許すねんで』
大橋「ほんまごめんなぁ、でもありがとう」
Aはただ黙って頷くだけ。あかんこれはどうやったら機嫌が直るんやろうなぁ
・ ・ ・
『卵焼きやー！！！』
生地を絞り入れた未完成のカップケーキを、予め温めておいたオーブンに入れて、一旦休憩に入るA
さっきまで怒っとったのに、卵焼きのおかげですっかり機嫌が直ってくれたみたいや
大橋「危ないからちょっと離れとき！」
『えー、食べたい食べたい！！』
大橋「もうちょっと待ち！」
なんだかんだ、ちゃんと待てるA
大橋「ふーふーしいや？」
『うんうん』
大橋「あーん」
俺は出来たての卵焼きをAの小さな口に運んだ
『あふ！あふ！！！』
大橋「めっちゃ湯気出とる」(笑)
『あふいー！！！』
大橋「頑張れ頑張れ」(笑)
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みう(プロフ) - すごく好きな小説です！毎回更新されてるか楽しみに見てます！もっとメンバーとのイチャイチャが見たいです！ (2022年2月24日 18時) (
レス) @page36 id: 1aeba4a6e7 (このIDを非表示/違反報告)
もりのくまさん(プロフ) - sinさん» ありがとうございます！SixTONESですね絶対作る予定です！もうしばらくお待ちくださいませ( *˙˙*) (2022年2月13日 10時) (レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
sin - 面白かったです！ SixTONESとの絡みが見たいです。 (2022年2月9日 20時) (レス) @page25 id: a1208a6b46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりのくまさん x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 1時
