1 . なにわのチワワにかまってわん ［ 西畑 ］ ページ3
楽屋
ーーーーーーーーーー
Aside
俺の腕に擦り寄るチワワが、さっきからうるさい。
西畑「しろちゃん、しろちゃん」
『………』
西畑「かわいいしーろちゃん！」
『………』
西畑「無視は嫌やー！！」
『………』
西畑「嫌やぁ……」
『………』
西畑「………大ちゃん、泣いてまうで」(小声)
少しの沈黙から小さい声で何か言う時は、限界であり本気の合図
『大吾くん、ごめん』
手に持っていた携帯を膝の上に置いて、半泣きチワワの頭を撫でる
西畑「なでなでしてくれとるから、許したる」
泣きそうな顔をしていたのはほんの一瞬で、今は勝ち誇った顔で俺に頭を撫でられている大吾くん
そのときまた、新たに二人がやって来た。
大橋「うわーー！！！ええなぁー！！！」
藤原「また大吾が犬化したんか、ドンマイA」
新たにやってきた和くんが見えるはずのないしっぽをブンブン振って、犬みたいに大吾くんとは反対の腕に擦り寄って来る
ちょっと待て、俺はこの二匹の飼い主とちゃうねん！！
大橋「俺も撫でてぇやぁー！！！！」
『丈橋！！！』
藤原「あれ、みっちーどこやろ」
『みっちーちゃう、大橋です』
藤原「おーい、みっちー」
右手で大吾くんの頭を撫でながら、和くんの頭も一応撫でる俺は丈くんとの会話に必死やった
道枝「誰か呼びました？」
藤原「あかん、まじでみっちー来てもうた」
笑う丈くんを見てみっちーは、頭にハテナを浮かばせとる
『みっちー、助けて』
道枝「え？」
『この二匹のうち一匹、連れて行って』
道枝「え？」
『西畑チワワか大橋パグ、さぁどれにする』
道枝「お疲れ様でした！！！」
清々しいくらいの笑顔で部屋から出ていくみっちーを俺は一生は長すぎるから、ちょっとの間だけ許さん。
大橋「俺パグなん？」
『え？』
大橋「俺って、パグなん？」
『和くんかわいいやん、だからパグやなって』
大橋「A好きやー！！！！！」
『待て！！！！』
ピタっと止まる和くん、急接近阻止成功
でも右を見れば不貞腐れとるチワワ兼西畑大吾
西畑「大ちゃんは……」
『大吾くんもかわいいで、めちゃくちゃかわいい』
西畑「あほ、大ちゃん照れてまうやん」
この二匹を早く親離れならぬ、飼い主離れさせなあかんと思った藤原丈一郎と白河Aであったのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 362人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みう(プロフ) - すごく好きな小説です！毎回更新されてるか楽しみに見てます！もっとメンバーとのイチャイチャが見たいです！ (2022年2月24日 18時) (
レス) @page36 id: 1aeba4a6e7 (このIDを非表示/違反報告)
もりのくまさん(プロフ) - sinさん» ありがとうございます！SixTONESですね絶対作る予定です！もうしばらくお待ちくださいませ( *˙˙*) (2022年2月13日 10時) (レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
sin - 面白かったです！ SixTONESとの絡みが見たいです。 (2022年2月9日 20時) (レス) @page25 id: a1208a6b46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もりのくまさん x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 1時
