6月23日 ページ1
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あの記事が出てから
生きた心地がしない。
いつバレるのか。
職場の人にも友達にも。郁奈にも。
幸いネットは一晩で収まった。
職場でも特に話題に出ることもなかった。
これだけ日にちが経てばもう大丈夫だと思う。
でも、やっぱり気になってしまって。
隠し事って
嘘つくって
思っていたよりしんどくて辛い。
犯罪者のように悪いことしてる気分。
いつも通り仕事をしていると1件のメッセージ
大我先輩とご飯食べてくるね
A了解です。
今日遅くなるんだ。
だったらちょっと残業して帰ろう。
家に着いたのは23時
流石に遅くなりすぎた。
バタバタ急いで帰ったけど
まだ帰ってきてないし連絡も何もない。
今シャワー浴びても中途半端に
帰ってきちゃうかな？
0時を回っても帰ってこない。
連絡も何もない。
先輩って言ってたけど誰だろう。
とりあえずお風呂入っちゃえ。
シャワーで簡単に終わらせて髪を乾かし
薄く化粧をする。
明日も仕事だろうに。
待てど待てど帰ってこない彼。
まさかどっかで…
言ってもまだ成人男性が飲み歩いていても
おかしくない時間ではあって。
ただ黙って彼の帰りを待つしかなかった。
26時すぎ
ピンポーン
こんな時間に誰？
大我くんは鍵で開けるし。
恐る恐るモニターを見ると
誰もが知ってる有名人と肩を寄り添う大我君
『はい』
先輩「あ、夜分遅くに大我が…」
『すぐ開けます』
玄関をあけてエレベーターの到着を待つ。
ウィーンって機械音と一緒に
彼らが出てきた。
「こんばんは」
『こんばんは。はじめまして。
大我君がお世話になっております。』
「とりあえず中に運びましょうか？」
『すみません。』
リビングのソファーに大我くんを運んでくれた。
ソファーに座った途端そのまま横になって寝てしまった。
『ご迷惑おかけして申し訳ありません。』
先輩「いやいや、俺が飲ませすぎたから、
ちょっとだけお話ししない？？」
『お茶入れますね』
ダイニングに座ってもらって
温かいお茶を沸かす。
大我君と何を話してきたのか。
私のなんの話？
大我君関係なんだろうけど
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あり - この方のお話幸せな時が少なくて苦しい、いつもファンや周りに嫌な事されて可哀想な事が続いてるからそろそろスッキリさせて甘くさせてほしい。 (2023年4月1日 10時) (
レス) @page14 id: 4190cbce49 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 盗撮して拡散した者、デタラメを吐いた者鵜呑みにして報じた記者になんらかの形で謝罪とか罰が下って欲しい、主ばかり辛い😭 (2023年3月29日 10時) (レス) @page11 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年3月20日 21時
