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社長「さて、どうするの?」


「結婚します。」


社長「ということはメンバーはOKを?」


「みんな賛成してくれました。」


社長「そう、それならそうしようか」


「え…」


社長「明日発表いつしようか。
  その前に一度集まれるといいけど」

「はい…」











それだけ言って社長室に取り残されて

よくわからないまま部屋を出た。




いいってこと?

結婚してもいいの?

え?こんなあっさり?!








大我今日みんな時間合う時ある?







とりあえずグループにメッセージを送って

Aに急いで電話した。







「A!OKでた!」

『え?京本さん?』

「事務所オッケー出た!明日でいいって!」

『え?本当に?!』






慎太郎?!ってくらい大きな声で

今まで聞いたAの声で1番おっきな声だった。







「アハハハっ ほんと!」

『なんで!?』

「なんでって!もうちょっと喜んでよ」

『びっくりしちゃって』

「なんか色々話があって帰り遅くなるかも」

『あ、わかりました』

「また連絡すんね」







喜んでいるのか

喜んでないのかわからないけど





声がワントーン上がって明るい声だっから、

きっと喜んでくれてるんだと思う。






こんな細かな変化でしか

Aの気持ちがわからなくて。





でも、それに気づけると

胸の奥がじわって暖かくなる。







35→←5月3日



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設定タグ:京本大我 , sixtones   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:唯音 | 作成日時:2022年12月3日 17時

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