4日で結婚した話 (ページ17)

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月「めちゃくちゃ相性いいよ」

んなあほな。

きょもに連れられてやってきた占い

着いた頃にはほとんどお酒が抜けていた。

1億歩譲って、相性はいいかもだけど

嫁は駄目だろってひとりで突っ込む。

結婚したらうまくいくって言われて

私はほんとかよって全然信じられないけど

きょもはやっぱりね～なんてご満悦で…

そんな姿が可愛い。

ついでにお互いの今後のことも占ってもらった。

きょもは5月4日に入籍どうですか？

なんて聞いてて。

なんかもう夢？！？！

なんこれ！！！

って頭は働かない

時間がって言われて2人で部屋をでようとしたとき

月さんに言われた。

月「あなた心配性だけど自分を信じて、そして彼を信じて。」

『はい・・・』

　

はい。なんて返事したけど

まず、信じるとかそう言う問題じゃない。

「Aちゃんって一人暮らし？」

『そーですよ？』

「今から行っていい？」

『え゛』

「だって今から色々決めないと時間ない」

『ほんき？』

「約束したよね？占いでって」

ニヤッと微笑む彼が少し怖い。

てか、まって。

自分の家にきょもが来る世界線なんてあるの？

って大きな声で叫びたい。

「とおいの？」

『歩いて15分くらいですかね』

「じゃー歩こうか」

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