4日で結婚した話 (ページ29)

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小さめの会議室

机を囲って、いつも通りの

空気が流れていて

いつ言おうかってタイミングを見計らう。

みんな俺が言い出すの待ってるんだろう。

「あのさ…結婚を考えてまして」

樹「は？！結婚？！きょもやらかした？！」

高地「まじかー」

ジェシ「おめでとう〜」

「相手妊娠してるとかじゃないから」

慎太郎「え？ちがうの？」

北斗「どうして？いつ？」

ことの経緯を順に全部話した。

こんな話を理解してくれる人なんて

ほとんどいないことなんて分かってるけど…

みんなには祝福してほしい。

　

「4日にっておもってる」

高地「4日って5月4日？」

樹「早すぎじゃね？」

北斗「一年後じゃダメなの？」

「うん」

しばらく沈黙がながれて
空調の音だけが鳴り響いた。

みんな反対とは言わないけどきっと反対してる。

ジェシ「社長知ってるの？」

「言ったけどメンバーが賛成して話はそれからって」

ジェシ「そう」

それからまた長い沈黙

それを破ったのは樹だった。

樹「まー、いんじゃね？おめでとう」

「、ほんと、に？」

樹「おれはね。」

高地「まー俺も大我が決めたことなら反対しないよ」

ジェシ「めでたいことだけど…」

「ん」

慎太郎「別に結婚は反対じゃないけどなんで今？」

北斗「急すぎだわ、しかもまだデビューしたばかりで」

慎太郎「てか、その子大丈夫？騙されてない？」

慎太郎と北斗が言ってることは十分わかる。

ファンのことを考えたら、タイミングはきっと今じゃない。

「俺が結婚してって頼んだから」

慎太郎「信じられない、やばいよきょも！」

なんとなく気づいてた。
慎太郎は反対するかもって

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クリスマスイブなので
いつもより1話多く更新しました〜🤍

クリスマスみんな楽しみましょう！

明日更新できたらします🙇‍♀️

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