番外編 ページ31
．
@宮崎キャンプ
「森くん！」
びくっ
「うっす、ういっす」
「俺より先におまえが反応すんのおかしいやろ」
「いや天使かと思って…でもなんでももなの？」
「おい」
「ねえママ！森くん！」
「今忙しいから…」
「あああああ」
「子供好きやったっけ？」
「んー、あんまり考えたことなかったけど…あの子は天使だねぇ」
「…ちょっとあの子にサイン書いたるわ、ボールかなんかあるん？」
「私は持ってないな。聞いてくる？」
．
「あの…」
「Aちゃん！」
「はい！」
「こんにちは！」
「こんにちは。あの、お母様ですか？森選手が良ければサインを、と。なにか書くものとペンお持ちですか？」
「Aちゃん！」
「はい！」
「Aちゃん！ありがとう！」
「いま森くんがサイン書いてくれるって。」
「森くん！ありがとう！」
．
「かぁぁぁぁぁ」
「キモいわおまえ。はいこれ。」
「名前書いてあげてよ。」
．
「はい、どうぞ。森くんからです。」
「森くん！ありがとう！頑張って！」
．
「(頭を抱える)」
「やられてんなぁ」
「癒されるわぁ」
@___
Aちゃん悶えてるw
@___ モモヤも嬉しそう。平和。
.
@___
95年組、ポケットに長いもの突っ込みがち？
(森のバット)
(Aの傘)
@___ 総じて思うこと。歩き辛くないのかな？笑
@___ その後ろポッケに引っ掛けてる傘何センチ…引きずってないよね…
@___ (察し)
.
「番宣？」
「監督、これ読んでもらって…あ！！」
「A！」
「はいっ！」
「Aさん！すごい人気ですね！」
「いやいやいや」
「Aさんは知ってはるんですか、丈一郎くんのこと」
「あのー、始球式に、いらっしゃってる。はい。」
「知らんやつ！Aさん！」
「安達さんの登場曲の方ですよね！知ってますよ！」
「やってるわぁ」
「う、うぶらぶ？ですよね？知ってますよ！紅白見ましたもん」
「…今年出てないです」
「え」
「お前…はよいけ」
「失礼します、すみません…」
「全然テレビ見ない子なんで、許してあげてください」
「そうなんですね？！」
「俺らより知らないですよ」
「僕今度CD持ってきます！！」
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作者名：はぬ | 作成日時：2023年11月12日 19時
