少しずつでも、一緒に。【JW】 (ページ9)

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とんとん、と階段を下りてドアノブに手を掛けると待ったの声が掛かる。

首を傾げていると、上から濵ちゃんが下りてきた。

紫「どうしたん？入らへんの？」

「んー．．．なんか待ってって言われた」

桃「あっ、濵ちゃん！おかえり！」

緑「ちょうどええタイミングやな！濵ちゃんはよ入って！」

橙「 Aちゃんは10数えてから入ってきてな！」

よく分からないまま、心の中でいーち．．．にー．．．さーん．．．と数える。

じゅうと数えると同時にドアノブを回すと

「わぁっ．．．っ！」

テーブルの上に並ぶ豪華な料理たち。

え、これ全部作ったの．．．！？

「驚いてくれた？」って意地悪そうに笑う神ちゃん。

「驚くに決まってるじゃん．．．。でもすごく嬉しい、ありがとう！」

緑「よかった！じゃあ早速食べよか

席は．．．部屋の並びにする？こっちから見た右側から階段に近い人」

言われた通り右から2番目に座ると、右隣は神ちゃん、左隣は照史くんで、更にその隣に淳太くんだった。

向かいは、右側からチャラくなさそうな方のイケメン、チャラそうな方のイケメン、濵ちゃん、そしてしげと呼ばれていた人。

人を『チャラそう』か『チャラくなさそう』かで見分けるのもどうかなと思ったけど、名前を知らないからしょうがないと自分で妥協した。

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いつの間にかお気に入り数200人．．．。

亀更新にも関わらずありがとうございます !

只今私生活が立て込んでいるので更新が遅くなるかもしれませんが、是非お付き合いください ^^