105：翔ちゃんと潤３ ページ5
『あれ？翔ちゃん？え、さっきまでここに座っていたじゃん』
そう、ベンチにいたはずの翔ちゃんがいません…
これはまずい。
こんな大きなプール、こんな大勢がいる場所…
しかも、潤は別にベンチから離れた訳ではなく、ベンチから立ち上がって喋っていただけ…
その短時間でまさかの行方不明…
潤がキョロキョロ焦っていると、ちょうど凛ちゃんが買い物を終えて帰ってきた。
『おまたせーごめんねー遅くなって、混んでてさぁ』
潤『凛！翔ちゃんがいなくなった』
『え？なんで？』
潤『ここで友達にあって喋っていたらいなくなった…』
『ちょっと何していたのよ！潤！』
潤『やばいよ、どうしよ、凛』
『もう、落ち着きなさい！とりあえず迷子センターだよ！』
焦る潤を落ち着かせながら、凛ちゃんは潤の手を引き迷子センターへ向かう。
するとその途中
『迷子のお知らせを致します。まつもとじゅんくんとおっしゃられます、男の子を探しております。大野翔くんがお待ちです。お心当たりのある方は、迷子センターまでお知らせ下さい』とのアナウンス。
潤『え(笑)これもしかして…』
凛『潤迷子なんだ(笑)連れていかなきゃ！迷子センター』
潤『おい、ふざけんな(笑)』
２人は迷子センターへ。
凛『迷子のまつもとじゅんくん連れてきました』
潤『てめ、おい、凛。ふざけんな』
係員『あ、まつもとじゅんくん…あ、そういうことで…すみません、てっきり小さい子かと思いまして…翔くんが僕のお兄ちゃんと言っていたので…。やっぱり迷子は翔くんだったんですね』
前回デパートで雅紀が迷子になったから、迷子を探すのは迷子センターと覚えていた翔ちゃん。
潤が迷子になったと言ったらしい。
翔ちゃんいわく、潤が友達と喋っていたから退屈になり、潤に『りんちゃんのとこいく』と伝えたが聞いてくれなかったと。
多分、周りも騒がしいから潤には聞こえなかったんだろうけど(笑)
でも、いざ凛ちゃん所へ行こうとしたけど、結局どこにいるか分からなくて。
元いたベンチに戻ったら、潤もいなくて、潤が迷子になったと思って、迷子センターに行ったらしい。
潤は凛ちゃんくるまでベンチから動いてなかったから、翔ちゃんが単純に違うベンチに行ったんだけどね。
似たようなベンチいっぱいあるから(笑)
翔ちゃんは自分が迷子になったと思っていない(笑)
潤は友達からLINEが来たらしい
『 お前迷子になったの？』って(笑)
本当にうちの息子たち色々やらかしてくれる。
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りーちゃん(プロフ) - ほのかさん» コメントありがとうございます。わぁ！生まれた時のエピソードかぁ！いいですねぇ(o^^o)でも、内容が思いつくまでお時間下さい！いい作品が作れるよう頑張ります(^^) ( (2020年2月23日 22時) (
レス) id: e8e36f30f0 (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - ちびさん» ありがとうございます(o^^o) (2020年2月23日 22時) (レス) id: e8e36f30f0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - はじめまして！いつもとっても楽しくドキドキしながら見てます！リクエストなのですが3人の子供が生まれた時のエピソードを書いていただけたら…無理言ってすみません！これからも頑張ってください！ (2020年2月21日 0時) (レス) id: 0e1372fc60 (このIDを非表示/違反報告)
ちび - 気長に待ちます！頑張ってください！応援してます (2020年2月18日 16時) (レス) id: 6a5fd1571f (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - ちびさん» コメントありがとうございます。大野一家を愛して頂き嬉しいです。夫婦の馴れ初め話私も描きたいのですが、なかなかいい案が思いつかず…また思いついたら描きたいなと。気長にお待ちいただければと思います (2020年2月18日 14時) (レス) id: e8e36f30f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーちゃん | 作成日時：2020年2月16日 2時
