雪の降る日に (ページ5)

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雪村side
ある日事務所によばれ
指定された会議室に入ると副社長となった滝沢くんがいた

雪「おひさしぶりです」

滝「あぁひさしぶり」

雪「なん…ですか？」

滝「雪村はさ、辞めること考えたことある？」

雪「えっ…でも自分のゴールが正直わからないです性別のこともあるしデビューじゃないのかなって思ってしまうしかといってバラエティ演技の仕事が多いわけでもない…もう学校卒業の年ですし…」

滝「諦めるの？」

雪「諦めたくは…ないですよ」

滝「あのさ…SnowManを10人体制にしようって考えてて関西の向井宇宙sixの目黒少年忍者のラウールそして雪村どうかな？」

雪「そんな…いまある人気も確かなグループに自分が…」

滝「逃げるのか」

その視線は怖いほどで滝沢くんの覚悟があらわれていた

雪の降るなか悩み歩いた
こういうとき相談できるのはあの人しかいないと携帯を手にとる

雪「もしもし？」

向「おうA」

雪「康二くん…」

向「どうしたんや」

雪「どうしたらいいんかね…」

向「あぁ…きいたんやな俺はやるよやっとのチャンスや」

雪「うん」

向「(雪村)の本音はどうなん？」

雪「そらいただけることは全力でしたいよ？
でも正直不安が大きいついていけるかとか
そこに女の自分がいていいのかとか…」

向「そうよなでも今回はひとりちゃう
俺が守るから決意してもええと思うで」

決心したけど携帯を持つ手が震える

雪「もしもし滝沢くんですか？雪村です」

滝「決めた？」

雪「決めました …SnowManで頑張らせてください」

滝「うんそう言ってくれると思ってた
これで4人そろったよ」

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