雪の降る日に (ページ31)

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衝撃ページ31

渡辺side
渡「え…？Aが救急車で？」

1時間前まで一緒に仕事をしてまた明日なんて言ったのに

岩「踏切で押されてそこに運悪く急いで渡ろうとしたバイクがぶつかって…」

照からの電話で聞こえてくる
聞きたくもない言葉

病院につくとラウ以外のメンバーが来てて
Aは入院となっていた

擦過傷・全身打撲以外に頭や骨に異常はなかった

宮「あっ」

寝静まっていたAの顔が動いた

阿「Aーわかる？」

目が開いたと思えばここがどこかわからないのか急に怯えるような表情になった

雪「わからんわからん…なんがあったん？」

渡「お前は…事故にあって…」

雪「え？痛いけど思い出せん…」

涙がポロポロ溢れてた

深「大丈夫大丈夫」

ふっかが抱きしめると落ち着いたのかまた眠りについた

医師から呼ばれ代表で照と阿部が行った

医「脳に異常はなかったので一過性全健忘…一般的に記憶喪失といわれているものですこの症状は急なストレスなどから発症することがあります 24時間ほどで記憶が戻ることがほとんどですが全てを思い出すケースはすくないです」

目「押したのって？」

深「…元々Jr.にいた人だってもう捕まった」

向「Aも俺も知っとる人やたぶんAは押されたときに誰か気づいたんちゃうかな割と仲良くしてたしそのストレスが…」

宮「警察の人からなんであいつだけ成功したみたいになってるのかあいつの人生少しだけ狂わせてみたかったって言ってたって聞いた」

渡「そんな下手したら死んでたかもしんねぇのに？」

深「とりあえず…このことはAには伝えないでおこう」

俺たちは記憶喪失に頼り事実をAに告げないようにした