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風を切る音、くぐもった声、息切れの音が響く演習場。
演習場にいた兵士は皆、幹部二人の組手を見るのに真剣になっている。
目で追うのだけでも必死な程素早い動きに兵士は生唾を飲む。
刹那────


ドッ


『・・・んふふふ』
kn「〜ッ
負けたァァァァ!!!」


彼女──我々国唯一の女性幹部のAが、自身よりも身長の高いコネシマを背負い投げし、仰向けに倒れるコネシマの首にゴム製のナイフをあてたのだ。


『いやぁ〜、コネシマも強くなったねぇ』
sya「コネシマちょっと油断したやろ」
kn「かーっ、あん時油断せんければ・・・!」
『私の後ろ取れて完全に油断したね』
kn「なぁA。お前背中に目でも付いてんじゃねぇの?」
『付いとらんわアホ。そこまでいくとただのバケモノだろ』
sya「そういや、Aなんでここ来たん?」
『あ、そうそう。トントンが呼んでたで。まだ書類出しとらんのちゃうん?』


Aの言葉を聞くやいなや顔を真っ青にするコネシマとシャオロン。


kn「やっべぇ!忘れとった!!スパルタクス!あとのこと頼むわ!!」
sya「アカンアカン!!」


バタバタ演習場を出ていく狂犬達。
その光景を見て何も思わない兵士たちは毎度のことだと思っているからだ。


spr「分かりました!!」


コネシマの声量にも負けないほどの声で返事をしたのはコネシマの部下のスパルタクス。
彼のコネシマに対する信仰は異様で、いつでもどこでもコネシマ中心だ。


『それじゃあ、私も行くね。なるべくケガしないようにね』
spr「ご心配ありがとうございます」


『あ、コネシマたちにちびっ子どこにいるか聞くか忘れてたわ』

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ノア - ショタっていいよね… (2022年11月18日 21時) (レス) id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
もふかふぇ。(プロフ) - もふかふぇ。 は ショタ に めざめた! いやまって本当にヤバい。神作品をありがとうございます! (2022年3月5日 22時) (レス) @page16 id: 9bc92c8819 (このIDを非表示/違反報告)
ほのさぴ - うええ…良いところじゃん…なんかなこの作品でなんかに目覚めそう (2020年12月13日 16時) (レス) id: 274814f204 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 赤猫さんの作品でショタコンになりました…(*´Д`*) (2020年5月19日 17時) (レス) id: 79f0dcfc54 (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - すごくいいところやん!!更新頑張ってください!応援してます! (2020年2月9日 2時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤猫 | 作成日時:2019年10月10日 22時

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