【d!】俺のかわいい後輩くん２【zm】 (ページ32)

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「Aく～ん」
『ん？あ、母さんやん』
母｢はい、お弁当。Aくんの大好きな子と一緒に食べてください｣
『ありがと』

昼休み。
今日の朝、弁当を作っていくから楽しみにしてて、と言っていた母さんから弁当を受け取る。
まぁ、母さんの目的はゾムくんを見ることなんだろうけど。

gr｢！美凪(みなき)さん！お久しぶりです！｣
母｢あら、グルッペンくん。お久しぶりです。元気でした？｣
gr｢元気ですよ。Aの番見に来たんですよね？｣
母｢えぇ、そうです。まさかあのAくんが運命の人を見つけるなんて･･･｣
『俺のことなんだと思ってんの？』
zm｢Aさん！お昼食べ、よ･･･？」
母｢あ、Aくんとキスしてた子ですよね？｣

母さんの言葉にボッと顔を赤くしたゾムくん。
あー、この感じヤバいぞ･･･。

母｢あらあらあらあら、なんて可愛らしいのかしら。
キスだけで顔を赤くするなんて･･･。
Aくん、なんて可愛い子を番にしたの･･･？！｣
zm｢？！、？、？？｣
『母さん、母さんストップ。ゾムくん混乱してっから』

ゾムくんを俺の後ろに隠して母さんを止める。
母さんのめんどくさいところが出た。
俺の母さんは人一倍可愛いもの、可愛い子が好き。
ってことで、めちゃくちゃ初々しい反応をするゾムくんが母さんのそのめんどくさいとこを思いっきり刺激した。

『母さん、父さんと暖希(はるき)は？』
母｢お父さんは場所取りで、ハルくんは･･･、あら？ハルくん着いてきてたはずなのに･･･｣
『まぁ、アイツならあとから来るやろ。そんじゃ、俺らお昼食べてくるな』
母｢えぇ、分かりました。ゾムくん、またお話しましょう｣
zm｢は、はいっ！｣
母｢グルッペンくんもまた会いましょう？｣
gr｢また今度遊びに行きます｣

母さんと別れていつものメンバーがいる場所へ向かう。

zm｢Aさんのお母さんってすごい人やな」
gr｢お父さんの方がやばいと思うがな｣
『母さんで慣れておかないと親父でめっちゃ疲れんで』
zm｢まじか･･･｣
『まじです。･･････ん？』

遠くの方で聞こえる、言い争ってる声？

gr｢なんかあったのか？｣
zm｢･･･一緒におるんってトントンやない？｣
『･･････あー、嫌な予感すんなぁ･･･』