【d!】俺のかわいい後輩くん２【zm】 (ページ19)

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『始まりましたね体育祭』
tn｢そうやなぁ｣
os｢けが人出んといいな｣
『去年の生徒会はこんな思いしながら体育祭やってたんか･･･』

９月というのにジリジリ俺らを焦がす太陽の下。
残暑がえぐい状態で体育祭が始まりました。
マジで暑い。

os｢というか暑いめうー。やけちゃう｣
tn｢ホンマに暑いな今日。動いてもないんに汗出るわ｣
gr｢次２年短距離だゾ！｣
『え、お前どっから来たの？』

にっこにっこと笑って現れたグルッペン。
青色のハチマキを付けてはよはよと俺らの腕を引っ張る。
あ、そういえば、俺は黄色、トントンは赤、オスマンは緑の団です。
見事に分かれたな。

gr｢にしてもお前、金髪に黄色のハチマキって分かりにくにな｣
『それ俺に言われてもどうしようもないわ』

わはわは笑って俺の背中をバシバシ叩くグルッペン。
なんでお前そんな元気なん？
こっちくそ暑くて死にそうなんだけど。

os｢あ、いまゾム走ってんで｣
『お？！マジでっ？』
tn｢勢いやば｣

当たり前やろ。俺のかわいいかわいいゾムくんやで。
あ、１位やん。はえぇ･･･。

os｢ゾム１位やん。さすがスポーツ推薦｣
『なんでゾムくんと同じ団じゃないんよ。俺も緑がいい』
gr｢運動能力のバランス考えたら仕方ないことやな。諦めろ｣
『無慈悲。こうなったら短距離１位取ってやる』
tn｢団優勝じゃないんやな｣
『だって団優勝はみんなで頑張らんなあかんやん』
gr｢あ！ほら収集かかってるぞ！｣
『はいはい分かったから引っ張るな』