太宰さんの彼女【文スト】

四十六噺 ページ47

『首領、如何云う心算ですか』


丸一日任務で治を構い倒してあげようと思ったら治が居ない

何処に行ったのか部下に聞くと治一人での潜入捜査、ならしい

別に治が潜入捜査なのは今に始まったことじゃないが、問題なのは其の潜入先の組織だ


『彼処の組織は薬を商売に動いてますよね。

其れに、治は戦闘要員ではありません。

何も吐かないと分かると』


森｢ヤク漬けか、拷問だろうね｣


分かってて、如何してっ！


森｢そんなAちゃんに太宰君からの伝言(メッセージ)だ

"待ってるからね"だそうだよ｣


『っ、首領』


森｢うん。行ってらっしゃい｣


『...ありがとうございます』

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