続ーき★ ページ35
【nk視点】
僕は入学して数日後にクラスの一つのグループに目をつけられた。
理由としては見た目が弱々しいこと、僕がそのグループのトップらしいし人が好きだった女の子に好意を持たれていることらしいし。
何かと理由をつけては暴力を振るったり、やってもない悪い噂を流されたり、僕の友達にまで手をあげることも最近じゃ少なくない…
無力な自分が嫌だった。
ただでさえ僕は小さいのに、力も何も強くない…
誰も守れない自分が嫌で、その女の子に好かれてしまった僕自身の見た目も嫌いになって……
その子は何も悪くないのに…
考えれば考えるほど苦しくなった。
三学期…僕は1月の今まで耐えてきた。
クラスが変われば大丈夫だろうと思って。
でも…先日、
僕の友達が不登校になった。
僕のせいだ…どうして…?僕が悪いのに。あいつは何も悪くなかったのに…
苦しくて苦しくて、それを聞いた時息もまともに吸えなかった。
それでもあいつらは笑ってた。
悔しいのに何もできない…
何も考えずここに来た。
そんなことを数分前に会ったばかりの君に話す。
ごめんね…こんなダサい話しして。
君を見るとなんか胸が縛られるような感覚になる。
苦しくなる…
だけどこの苦しさは今まで味わってきた苦しさではない
でもね…友達1人守れない俺がこんな感情を抱いちゃダメだ…
君は話終わり俯いた僕を置いてベンチから立った。
nk「ごめんなさい…」
グイッ！
nk「!?」
手をいきなり引っ張られ立ち上がる。
??「名前なに?」
nk「ぼっ僕の?」
??「それ以外に誰がいるんだよw」
nk「Nakamu…」
sha「俺シャークん。」
nk「シャークん…さん」
sha「Nakamuさ、俺の友達に…いや、俺の彼女になりませんか。」
え…
nk「今、彼女って…?」
sha「そう、絶対守る。泣かせない。Nakamuの笑顔がみたい。」
nk「いっいきなりすぎて…」
でもね…
とっくに気がついてたんだ…
この気持ちに…
sha「Nakamu…確かに会って数分しか経ってない、だけど俺はお前が好きだ。」
真っ直ぐ僕を見つめる深い翠色の目。
外に跳ねている綺麗な黒髪。
最初っから見とれてしまっていた。
この欠けてしまっている心を
君が埋めて治して欲しい。
こんな弱い僕を…
nk「よろしく…お願いします…」
そういえば強く包み込んでくれる。
いつか言えるようになれるかな…
僕も、君が大好きですって……
−−−−−−−
文字数制限無くなれぇぇ！！
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ちば(プロフ) - むきしつさん» ほんとに遅くなりましたがリクエストありがとうございました！！すごく楽しかったです…！！ (3月13日 10時) (
レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
はる - どれも心情が丁寧に書かれていて、特に切ない系のお話のお話が天才すぎます。なのでリクエストで、shkbr両片思いを書いて欲しいです！ (9月11日 18時) (レス) id: 87d97a4472 (このIDを非表示/違反報告)
ちば(プロフ) - あやさん» リクエストありがとうございます！ものすごく遅くなってしまってすみません💦今日から書き始めるので楽しみにしていただけると嬉しいです！ (9月7日 8時) (レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちば(プロフ) - 焼きそばパン。さん» リクエストありがとうございます！今から書き始めたいと思います！お待ち頂けたら幸いです🙇♀️ (2022年11月4日 7時) (レス) id: 152b9559d5 (このIDを非表示/違反報告)
むきしつ - 初コメ失礼しますっ！いつも楽しく読ませていただいてます〜リクエストなんですが、金スマでsmさん受けでお願いしたいです！設定とか雰囲気とかは主様にお任せします…！いつでも大丈夫なのでゆっくり頑張ってください〜！ (2022年11月2日 22時) (レス) id: ade439180d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちば | 作成日時：2020年8月14日 19時
