テンションだって低かった。 ページ9
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1人で行くと遠い音楽室も
Aさんの話を聞きながら行けば
あっという間だった。
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音楽室に入る前、
勇気を出して
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「ありがとう。……Aちゃん」
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話しかけてくれてありがとう。
その意味を込めてお礼の言葉を言った。
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「ふふっ(笑)
こちらこそありがとう。Aちゃんって呼んでくれて。」
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きっと彼女にとっては
同じクラスの人に話しかけるのは当然の事で
誰に対しても平等に接するっていうのが、
身についているらしい。
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「またちょくちょく話してね?笑」
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そう言ってくれた。
だから、もちろん俺も
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「もちろん。話しかけるからね(笑)」
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あれ。俺、今笑った。
一瞬だけど笑えた気がする。
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チャイムギリギリで音楽室に入ったあとは
いつも通り授業を受けた。
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教室に戻る時は
いつも通り1人で戻ったけど。
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それでも前よりは気持ちが軽くなった気がした。
こんな何気ないことが幸せだと知ることが出来た。
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でも浮かれていたのは俺だけだった。
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まるぴん - てぃてぃ来たよ〜!面白かった!これからもよろしくね! (2016年8月23日 15時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 大学服 (2016年8月11日 8時) (レス) id: 42702146b0 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 。。。さん» ありがとうございます( ; _ ; )私も優しいコメントいただけて嬉しいです。あと少しなのでお付き合いしてください!(;_;) (2016年3月7日 1時) (レス) id: 95f9beef3d (このIDを非表示/違反報告)
。。。 - 目次の最初の文字 (2016年3月6日 18時) (レス) id: 5d72be70ef (このIDを非表示/違反報告)
。。。 - 上から読むとなんか嬉しくなりますね。 (2016年3月6日 18時) (レス) id: 5d72be70ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てぃてぃ | 作成日時:2016年2月26日 23時