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_都内某所
??「失敗したんだな?」
男A「す…すみません!!」
男B「で、でも…あの女、本当に…」
??「…あ?」
男A「い、命だけはどうか…!!」
??「…殺れ。」
??「承知。」
男A・B「「ぎゃあぁぁぁ。」」
______________________
??「それにしても、そんな情報よく掴んだな。明司」
??「…思い出しただけだ。ベンケイ。」
そう。
この男達は真一郎とともに昔暴走族の頂点に立った元黒龍(ブラックドラゴン)の副総長明司武臣と、親衛隊隊長荒師慶三(通称ベンケイ)だ。
“真一郎「万次郎のやつが自分のこと『まんじろう』って人に紹介すんの久しぶりに見たんだ。」”
“明司「へぇ。珍しいことがあるもんだな。」”
“真一郎「Aちゃんは…あの子はもしかしたら、万次郎の大切な人になるのかもな。」”
“明司「んー?何か言ったかぁー?」”
“真一郎「なんでもねぇよ!またあいつらも連れて店来いよなー。」”
明司「(あの会話が最後になるとはお互い思わなかったよな…真。)」
??「そういや姫は?」
荒師(ベンケイ)「…あん?お前と一緒じゃねーのかよ、ワカ。」
通称「ワカ」、こと今牛若狭(いまうしわかさ)。先述の二人と同じく元黒龍の特攻隊隊長だ。
明司「あいつ…こっちの動きを話す前に動いたな…。」
今牛(ワカ)「姫は姫で元東卍壱番隊の奴スカウトする気なんだって?」
明司「あぁ…マイキーを止める鍵はこの“2人”だと思ってる。」
今牛·荒師「へぇ。」
“真一郎「もしさ、武臣。」”
“明司「ん?」”
“真一郎「万次郎が間違った道を進もうとして、もしその時俺がいなかったらさ、」”
“明司「…なんだよ急に。」”
“真一郎「万次郎のこと頼むわ。武臣ならあいつ言うこと聞きそーだし。」”
急にわけわかんねー事言っていなくなるんだもんな。
…ったく兄弟そろって世話が焼けんだよ。
今牛「んじゃ姫のもとに馳せ参じようか、ベンケイ。」
荒師「んだな。」
明司「わりぃな、世話のかかる妹で。」
今牛·荒師「おぅよ。」
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作者名:miyuu | 作成日時:2022年1月21日 17時