Game166 ページ6
ｶｲｺｸ side
ｶｲｺｸ「...嫌でえ」
ﾅﾅﾐ「ええっ!?」
勧誘を断れば想定してなかったのか驚いた表情で眉間に皺を寄せたナナミ兄さん
そんな兄さんに笑みを零しながら勧誘を断った理由を口にする
ｶｲｺｸ「ﾌｯ...すまねェな、隠れて待つのはどうも性に合わねェや。俺ァてめぇ一人で好き勝手したいんでね」
元々集団行動はあまり得意じゃない
だから一人で好き勝手する方が俺の性質上、性にあってる
まァ...ここに来てからはその考えも少し変わった気はするが
ﾅﾅﾐ「...ｸｽｯ、分かったわ。その代わり！情報交換はたまにしてよね」
そんな俺の心情を汲んでか兄さんはそれ以上は言わず納得してくれた
その代わりとして情報交換を要求してきたが俺にとっても情報網が増えることはありがてぇ...
ｶｲｺｸ「おう」
だから"勧誘"ではなく"交渉"という形で俺らは手を組むことにした
ﾅﾅﾐ「ありがとう。じゃあ改めて...これからよろしくね、鬼ヶ崎クン」
その言葉と共に差し出された手に目を丸くしたが、すぐに理解しその手に自分の手を重ねた
ｶｲｺｸ「ああ、よろしくな」
ﾅﾅﾐ「でも残念だわ、良い戦略になりそうだったのに」
諦めがつかないのか頬に手を当てた兄さんは物欲しげな目を向けてきた
仕草や口調が完全にオネエになっているがそこは触れない方がいいだろう
ｶｲｺｸ「俺にもやらなきゃなんねェことがあるんでね」
このタワーの上層と目的、路々さんのデータことについてだったり
確認しないといけないものが山ほどある
ﾅﾅﾐ「...そう」
その事について口にはしなかったが、兄さんは察してくれたのか深くは聞いてこなかった
無言で笑みを交わせばずっと無言だったサクラさんが口を開いた
ｻｸﾗ「そういえば、おにーさんの仲間ってザクロ以外にどんな人たちがいるの？」
ﾅﾅﾐ「あ、それアタシも気になるわ」
興味津々で一斉にこちらに目を向けた地下組に少しばかり考え、最初の情報提供として口を開く
ｶｲｺｸ「...そうだな、13番街の面子は俺を含め9人いる。その中で男が5人、女が4人いてその中にサクラさんの双子の兄、忍霧ザクロもいる」
ｻｸﾗ「...」
ｶｲｺｸ「その他にも謎めいたやつもいれば、ヒロくんみたいなタイプもいるな」
そう言ってヒロくんに目を向ければ、兄さんとサクラさんも吊られるように目を向けた
「「あ〜...」」
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ティア(プロフ) - りーりーさん» もうすぐですね〜！りーりーさんもですか!!私も楽しみです！電子&本誌で読んでいますよ〜！10巻は特典映像のために単行本予約しましたが笑 楽しみにしてて下さい〜(*^^*) (2020年2月15日 10時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - もうすぐでナカゲノ10巻発売ですね。私は、特典映像が楽しみです！ティアさんは、漫画の方読まれてますか？ 更新楽しみにしてます(*´∇｀)ﾉ (2020年2月14日 23時) (レス) id: 9214e82942 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - りーりーさん» 部返信遅くなりましてすみません！また、お読みいただきありがとうございます！私もその2人好きなので、アンヤくんともちまちま絡ませて行く予定です！引き続きお楽しみいただければと思います(*^^*)更新も頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - とても面白く楽しんで読ませてもらってます。ナカゲノでは、カイさんとアンヤ推しなのでいつも楽しみにしています。これからも更新頑張ってください(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年1月27日 19時) (レス) id: 9214e82942 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - 美夏さん» 爆発レベルのキュンいただきました！！笑 徐々に距離縮めていきますからね、前よりキュンを膨らませていきますよ〜(о´∀`о) (2020年1月20日 21時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年12月13日 20時
