Game165 ページ5
ｻｸﾗ「おかえりなさいおにーさん」
ｶｲｺｸ「おう、シャワーありがとな」
シャワーを終え団欒部屋に戻ったカイコクは先にシャワーを浴びて寛いでいたサクラの対面に座る
再びナナミから借りた衣類に袖を通した彼は地上に居る時とは一変した洋服
ここに来てからはずっと和服だったこともあり、少しだけ違和感を感じていた
ｶｲｺｸ「...」
ﾁﾋﾛ「？どうかしたのか？」
天を仰ぐようにだらけながぼーっとしていれば、その様子に疑問を持ったのかチヒロが問うた
ｶｲｺｸ「いやァ...いったん部屋に戻るかねェー」
思い耽るように呟くと珈琲をトレイに乗せて現れたナナミが首を傾げた
ﾅﾅﾐ「白の部屋に？大丈夫だと思うわよ。あいつ脱落者には興味ないもの」
そう言いながら皆に珈琲を入れればそれ受け取ったサクラとチヒロも顔を見合せ口を開いた
ｻｸﾗ「私とヒロが脱出したときもなにもなかったよね」
ﾁﾋﾛ「監視カメラ全然見てねーのかもな」
特に気にする様子もなく呑気に飲み進める2人だったが、一方のカイコクはそのことについて引っかかる点があった
ｶｲｺｸ「...泳がされてるってこたァねぇか？」
そう口にすれば今まで和やかだった空気が少しだけピリつくような静けさを放ちサクラとチヒロは飲み進めていた手を止めた
カイコクの言葉に目を細めたナナミは黙ったまま彼の言葉の続きを耳にする
ｶｲｺｸ「つまり...抜け道はとっくにバレていて俺をエサに過去の脱走者を一網打尽」
彼の見解的にはありえない話ではない
が、何年もの期間ここに居たからこそ分かるものがある
彼らが今の今までそうして来なかったことについて何か別の理由があるのではないかと
ﾅﾅﾐ「...あるかもね。まあ、それならそれで抵抗するけど」
そう考えているナナミだったが、その事は敢えて口にはしない
ただの憶測に過ぎなければ断定的な答えもないからだ
だけどもし、彼の言った通りのことが起きるのであればは難なく捕まるだろう、だから...
ﾅﾅﾐ「できればもう少し戦力が欲しいの、だから鬼ヶ崎クン」
回避するためには手段は選んでいられない
ナナミは強くそう思った
ﾅﾅﾐ「アタシたちの仲間にならない？」
笑みを零しながら入れた珈琲の容器をカイコクに差し出しながら交勧誘を持ちかけたナナミ
口角を上げているものの目は真剣そのものだった
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ティア(プロフ) - りーりーさん» もうすぐですね〜！りーりーさんもですか!!私も楽しみです！電子&本誌で読んでいますよ〜！10巻は特典映像のために単行本予約しましたが笑 楽しみにしてて下さい〜(*^^*) (2020年2月15日 10時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - もうすぐでナカゲノ10巻発売ですね。私は、特典映像が楽しみです！ティアさんは、漫画の方読まれてますか？ 更新楽しみにしてます(*´∇｀)ﾉ (2020年2月14日 23時) (レス) id: 9214e82942 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - りーりーさん» 部返信遅くなりましてすみません！また、お読みいただきありがとうございます！私もその2人好きなので、アンヤくんともちまちま絡ませて行く予定です！引き続きお楽しみいただければと思います(*^^*)更新も頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - とても面白く楽しんで読ませてもらってます。ナカゲノでは、カイさんとアンヤ推しなのでいつも楽しみにしています。これからも更新頑張ってください(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年1月27日 19時) (レス) id: 9214e82942 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - 美夏さん» 爆発レベルのキュンいただきました！！笑 徐々に距離縮めていきますからね、前よりキュンを膨らませていきますよ〜(о´∀`о) (2020年1月20日 21時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年12月13日 20時
