13番街もう一人の実況者2 (ページ18)

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GAME58 ページ18

ｱｶﾂｷ「それより、ここから上手く脱する方法を考えましょう」

ｱﾝﾔ「つってもなんかいい方法あんのかよ」

カリンとユズに見つからず風呂場から脱出できる確率は0%に近い
とはいえ見つかれば確実にカリンに殴り殺される

ｱｶﾂｷ「こんなのはどうでしょう、こう...後ろ向きホールドアップで出ていけば半殺しで済まないでしょうか」

ｱﾝﾔ「なんでだよ...銀行強盗とでも対峙してんのかよ」

ｱｶﾂｷ「似たようなもんですよ...」

ｶｲｺｸ「だがそれじゃ結局、見つかるのは確定なんだよな」

貴「それなら私が囮になりましょうか？」

頭を悩ませた彼らだったがまさかの彼女の申し出によりその場の空気が一変した

ｱｶﾂｷ「Aさんがですか？」

貴「ええ、私がカリンちゃんたちを引き付けている間に脱衣所にさえ行ければ問題ないわよね」

ｱﾝﾔ「それだ！それなら回避できる！」

ｶｲｺｸ「ナイスでぇAちゃん」

そうして作戦が決定したところで最終チェックのためにアカツキくんが整理し始める

先ず＿彼女らが戻ってきたところでAが戻り彼女たちの気を引く
その合間にアカツキたち一行はバレないように後ろ向きホールドアップで壁伝いに移動し脱衣所へ向かうという仕法

因みにその体制で移動する理由として万が一バレてしまったとしても半殺しで済むからというのと、Aからの命令により二人の裸体を見てはいけないというからである

ｱｶﾂｷ「では作戦開始です」

貴「じゃあ私は戻るわね」

作戦開始の声と共に肩まで浸かっていた彼女がその場から立ち上がると抜け出す水音が響く
それと同時に今まで視界からそれていた彼女の身体が姿を現し改めてその場を硬直させた

何故なら＿タオルを巻いたままお湯に浸かったせいでお湯を吸収した布が彼女の身体に張り付きボディラインを強調させてしまっているからである

貴「っ...それじゃあ頑張って」

さすがのAもこれは恥ずかしい様で腕で身体を隠しながら背中を向けると誰かに腕を掴まれた

ｶｲｺｸ「ちょっと待ちな」

貴「なっなんですか」

彼女が羞恥していることに気づいた彼はその様子を確認したいという欲求が働き咄嗟に腕を掴み引き止めた
一方で後ろでは女性に免疫がない彼が顔を真っ赤に染め呆然と立ち尽くしている

ｻﾞｸﾛ「...っ//」

ｱﾝﾔ「テメーはいつまでその状態でいる気だよ！」

ｻﾞｸﾛ「ちっ違う//！これはマスクが蒸れて暑いだけだ！」

ｱﾝﾔ「だよなァ！じゃあ取れや!!」

「ねえ」