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GAME22 ページ24

パカ「そうそう、ゲノムタワーや街の設備についてですが、いずれも自由に使っていただいて構いません...ただ...タワー51階以上は立ち入り禁止。違反者は極刑ゆえくれぐれもご留意ください」


51階以上は立ち入り禁止_
その説明をしたパカの声は少々低めだった
恐らく、そこにこのゲームに対する”なにか”があることには違いない


パカ「それでは皆様、ご健闘をお祈りします」


その言葉を残してパカはその場を後にした
残された私たちは、第三ゲームの参加者を決めるべく話し合いを開始する


カリン「私パス。連続参加とか絶対イヤ」


アカツキ「今回はジャンル的に怖くないと思いますよ」


カリン「なっなんのこと!?別に今までも怖くなかったけど!?」


図星を突かれたカリンちゃんは慌てて否定しているけれど、この場にいる全員が既に周知済みの事実
きっとカリンちゃんはまだバレてないと思っている、そんなところも可愛いわ


カリン「おっ忍霧さんは?女性の扱い一番まともそう」


ザクロ「え、い...いや俺は...」


ユズ「ザッくんは〜女の子が苦手なんだにゃー」


ザクロ「べ、別に苦手というわけでは...」


ザクロくんが否定した直後、ユズさんが近くにいたカリンちゃんを彼の目の前に差し出した
すると咄嗟に後ずさった彼は数メートル先まで距離をとった
その様子を見ていたユズさんとアンヤくんが大笑いしてる


アンヤ「ぎゃはははだっせぇ!!耐久ゼロ!!」


嘲笑うアンヤくんに青筋を浮かべながら隠し持っていた折り畳みナイフを片手に彼に近寄り胸倉を掴む


ザクロ「貴様、それは罵倒のつもりか...?俺は売られたケンカは買うぞ」


アンヤ「あァ?オレなんか売られる前に買いしめんぞ」


ザクロ「馬鹿か貴様」


アンヤ「バカっつったほうがバカだ」


お互いに胸倉を掴み合いケンカを始めた二人を余所に、ユズさんだけがお腹を抱えながら笑い転げている
二人の様子に溜息をつく中、近くにいたカイコクさんが口を開いた


カイコク「おう、すまねェが俺も遠慮するぜ。次のに回してくんな」


ユズ「カイさんどこへ?」


カイコク「探検」


笑顔で言った彼は直ぐにその場を離れたがカイコクさんが向かったのはパカが向かった方角
恐らくパカの備考をしに行ったのだろう
ケンカが終わったのか、後ろにいたザクロくんもカイコクさんの後ろ姿を見つめていた


貴「貴方も気になる?」


ザクロ「!あ、あぁ...」


貴「もし彼の後をつけるなら伝えてもえらえる?」

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 実況中 , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます!頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです!更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティア | 作成日時:2019年8月18日 12時

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