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GAME18 ページ20

カリン「それにしても妙よね、突然あれでクリアだなんて..」


最後のお願いを聞かずして終わった第二ステージ


カリン「それに結局、あの女の子はなんだったのかしら。立体映像にしちゃやけに...」


いや...あれは立体映像なんかではなく実在していた人物だろう
画面越しだったけれど直観がそう言っていた

だが、パカ自身は彼女のことは知らないと言っていた
それが本当かどうかはわからないが一体彼女は何の目的で現れ突然消え去ったのだろうか


カリン「...ねぇ、あんた最後にあの子になにか言ってなかった?」


アカツキ「んー...そうでしたっけ?もう忘れてしまいました」


消え去った原因は恐らく彼にあるのだろう
モニター越しにも何かを囁いていた様子が確認できている


パカが彼を気に掛けるように惹かれるものがあるのかもしれない
第一ステージの時から感じる違和感_それが何なのか


やっぱり彼には特別な”なにか”があるのかしら...



_______________




朝食をとりながら他愛もない話をして仲良くなった私たち

カリンちゃんからは敬語は無しでと言われ、こちらも無しで構わないと言ったが恐れ多いと言って却下されてしまった
一先ず、アカツキくんとカリンちゃんには自己紹介のときにお願いされたサインを書いてあげるととても嬉しそうにしてくれた


カリン「ありがとうございます!一生の宝にします!」


貴「フフッ...そう言ってもらえて嬉しいわ」


アカツキ「Aさんの生サイン...!すごいです!」


貴「そんな大したものじゃないわ」


色紙を掲げたり、抱きしめたりしている二人に笑みを向けているとその場にいたヒミコちゃんからもお願いされた
無論、断る理由もないので「もちろん」と言ってサインを書く


ヒミコ「ありがとうございます!」


貴「どういたしまして」


色紙を渡してニコリと微笑むと先ほどと同じように優しく微笑まれたので頭を撫でる
ふとキャンティーンの入口付近を通った人影に目を向ける


そういえば...


貴「ごめんなさい、用事を思い出したから先に部屋に戻るわね」


みんなに一声かけ席を立ち、食器類を片付けた後とある人物を追うようにその場を後にした

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 実況中 , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます!頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです!更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティア | 作成日時:2019年8月18日 12時

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