GAME12 ページ14
ﾊﾟｶ「それでは最後ですね、逢河様.....逢河様？」
「......」
「「「？」」」
ｸﾞｩ...
ﾊﾟｶ「逢河様ー!?」
最後の彼はパカの呼びかけにも反応したかと思ったがそのまま机に突っ伏しぐっすりと寝てしまっている
すぴょぴょと可愛らしい寝息を立てて安眠する姿勢に笑みがこぼれた
ﾊﾟｶ「し、仕方がないですね...彼は逢河マキノ様。言葉よりも目で落とす...恋愛ゲーム実況のプロフェッショナルでございます。ただ、単語実況で知られる通り、彼が長い言葉を発するのは極めて稀でございます」
ｱﾝﾔ「実況してねーじゃねーか」
ﾊﾟｶ「まあ、ともあれこれで全員の紹介が終わりました。続いて第2ステージの選出になります」
自己紹介を終えて直ぐ、次のステージについて話し始めたパカにまたも緊迫の色が見え始める
ｶﾘﾝ「え!?ちょっと！まだ説明が...」
ﾊﾟｶ「第2ステージ”取り替えこっくりさん”実況者数は４名、こちらにワタクシが夜なべして作ったクジがございます。パカさんマークを引き当てたかたが...」
ｱﾝﾔ「ふざけんな！誰がやるかそんなもん」
カリンちゃんの呼び止めの無視して話を続けるパカ
そんなパカに怒りの声を上げるアンヤくんは眉間に皺を寄せながら睨みつけた
ﾊﾟｶ「おや、リタイヤをご所望で？その場合失格とみなし、こちらゲノムタワー最下層にあります”白の部屋”へ強制収納いたします」
パカの声色が変わった瞬間、天井からスクリーンが降りてきたかと思えば映し出されたのは私たちがいるゲノムタワーという建物
そこから場面が切り替わり一つの白い部屋が映し出される
ﾊﾟｶ「ほかの皆様が一億ビューを達成するまでずっとひとり。４畳半の密室で延々待機となりますが、こちらは過去貴方たちと同じようにダダをこねたお方です」
またも切り替えた映像には部屋の隅で頭を抱える男性
彼は実況を放棄してこの部屋に送り込まれ、仲間のクリアをずっと待っていたそうだ
ﾊﾟｶ「彼らが達成に失敗したこともつゆ知らず、来るはずもない迎えをずっと...ずっと.....ずぅーっと...」
早送りした映像には彼が白骨化していく過程が映し出されていく
その直後彼らは動いた
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです！更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年8月18日 12時
