GAME20 ｰ3STAGE- ページ22
ﾊﾟｶ「第3ステージは恋愛育成シュミレーション”ときめきエッグ☆ムラサキノウエ”」
突然連れてこれられたのゲノムタワーから少し離れた牧場
名を”パカパカ牧場”というらしい
由来の通りアルパカしかおらず、フェ〜という鳴き声が響き渡っている
そして目の前には麦わら帽子につなぎ姿のパカとパカよりも大きいサイズの卵が一つ
ﾊﾟｶ「この卵から生まれる少女を育成し、学園のアイドル源氏ヒカル君との恋を見事成就させてください」
「「「......」」」
ﾊﾟｶ「おや...屋外なのに空気が悪いですね」
不のオーラを出したながらパカに蔑んだ眼差しを向ける私たち
カリンちゃんは青筋を立てザクロくんたちは舌打ちやら唾棄をかます
貴「いえパカさん、これが普通の反応だと思います」
ﾊﾟｶ「ワタクシ、悲しい」
ｱﾝﾔ「言ってろ」
そんな中、対称的な反応を示す者が2名
ｱｶﾂｷ「すげー！恐竜の卵みたいです！」
ﾕｽﾞ「アルパカくん！ドリルを貸してくれたまえ、中身もぜひ観察したい！」
好奇心旺盛な彼らは目を輝かせながら卵に近づき小突いたり抱きついたりしている
其の様子に少女の素が流れ出るからダメだという
というより少女の素って一体....
ﾊﾟｶ「さて、今回の実況者数は4名以上、上限は設けません。自薦他薦いかようにでもじっくり話し合ってお決めください」
ｱﾝﾔ「育成ならそいつだろ、マメ女」
ﾋﾐｺ「ﾋﾞｸｯ....」
マメ女と呼んだ彼はヒミコちゃんを見やるとその視線に怯えながらアカツキくんの後ろへ隠れる
ｱｶﾂｷ「マメツキを呼びましたね」
ｱﾝﾔ「呼んでねえ」
ｱｶﾂｷ「あとは恋愛ゲームだと逢河さん」
一斉にマキノくんへ目をやると彼は立ちながら安らかに眠っていた
ｶﾘﾝ「...だっ大丈夫かしら....」
ﾕｽﾞ「マキマキ〜せめて瞼を閉じたまえ」
貴「そのままだとドライアイになりかねませんからね」
ユズさんがマキノくんの両目を閉じさせようと上下のまぶたを掴み引き寄せる
だがなかなか閉じようとしてくれず苦戦しているとアンヤくんが大声を出してなにかを叩く音が聞こえた
振り返れば少し離れたところでもそもそと動く白い物体
するとくるりと上を向いて出てきたのはなんとパカに瓜二つの生き物
ｱﾝﾔ「きもっ...気持ちわりい!!」
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです！更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年8月18日 12時
