GAME15 ページ17
第2ステージが始まって数分＿こっくりさんを開始した４人は一つの机に向かい一つ目の願い事を問うた
すると彼らが指を置いたコインが、”みず”と求めるものを指した
恐らく水がほしいということだろう
ｶｲｺｸ「へえ、本当に動くとはねえ」
貴「ここがナカノヒトゲノムの世界だからでしょうか」
ﾕｽﾞ「どうだろうねぇ...」
現実世界で起きているのか、はたまたゲームの世界として起きているのか
今の私たちでは知り得ないこと
アカツキくんたちはこっくりさんが求めているものを近くあった花瓶の水で代替える
するとコインは”はい”の方向へ進んだので、どうやら正解だったよう
あの花瓶はそのために使うものだったのね...
引き続き２つ目の願い事に移ったかと思い、その文字を辿れば...
ﾋﾐｺ「ともだち...？」
ﾕｽﾞ「急に人生相談っぽくなったにゃ〜」
次に求めたのは友達
少しだけ危険な香りを放ったその願いにどうするものかと頭を悩ませている
そんな中、彼だけが真剣に向き合った＿”僕と友達になりましょう”と
カリンちゃんの焦りの表情が見える中、コインが動きだしまたも”はい”の方向に進んだ
貴「彼、おもしろい人ですね」
ﾊﾟｶ「はい、実に興味深い」
思ってしまったことをつい口に出せば、食いつくようにパカが同意を示す
そして最後の願いで指した言葉は”あかつき”
こっくりさんが求めているのはアカツキくん
恐らく、二つ目の願いでアカツキくんのみが友達になろうと提案したことがきっかけだろう
不穏な空気が漂う彼らにカリンちゃんが呆れてアカツキくんを見やると彼が急に座り込みはじめた
指を離した彼は、そのままずるずると後ろに下がる
まるで誰かに引っ張られるように不審な動きをしながらたどり着いたのはベランダの塀
その光景に待機組含む全員が息を呑んだ
そしてそのまま、彼は外の空間へ引っ張りだされた
アンヤくんが近づく中、手を差し出したアカツキくんが放った言葉でモニターの画面がぷつりと途切れた
ｱｶﾂｷ「うしろ、誰かいます」
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (
レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです！更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティア | 作成日時：2019年8月18日 12時
