Aぇ夢一緒にみよな 4 (ページ35)

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久々のオフページ35

大晴side

どこをみても真っ白なだだっ広い所
そこにぽつんと座り込んで泣いてる女の子
それがAやってわかるまで時間はかからんくて、すぐに駆け寄ってその涙を拭いてあげよう
そう思いながら全力で走るけどAとの距離は一向に縮まらない

福「んっ、、、

夢か…よかった」

目が覚めると隣でスヤスヤ寝ているA
そんな姿に安心する

久しぶりにAとオフが被ったから映画とか見ながら家でグダグダしよかーって言ってたのに気づけばお昼寝してた

俺ららしいっちゃーらしいんかな？笑

寝ているAの頭を撫でてあげると

んん…と眉間に皺を寄せながら寝返りを打った

福「かわいいなぁ」

『たいせぇ、、、』

福「ん？起きた？」

『かまぼこ、、かまぼこが、、ふふ笑』

寝言かい！笑
かまぼこの楽しい夢みてんかな？
どんな夢やねん

まっ、たのしそうやからええか

今となってはずっと笑ってるAやけど、昔はさっき見た夢みたいに1人で泣いてばっかりの子やった

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入所当時俺らは小学6年生
Aはジャニーズ初の女の子と言うこともあって先輩方は

桐山「わからんことあったらなんでもお兄ちゃん達に聞くねんで？」

神山「帰り遅なったら危ないから俺らと帰ろか」

重岡「Aー？なにしょげた顔してんの！変顔10連発みせたろ！！」

色々な先輩に可愛がられていた
そんな姿を見てシンプルに女の子ええなーと羨ましく思ってた

その反面やっぱり嫌がらせをする先輩もおって

『んー、ない』

福「どーしたん？」

『ちょっと探し物ー』

福「一緒に探そか？」

『いや！大丈夫！すぐ見つかると思うねん』

あの時一緒に探してあげればよかった

レッスン開始時間

正「あれ？A来てたよな？」

廉「さっきみかけたけどな」

西畑「どこいった、、え！？A！？どーしたん！！」

『へへ、探し物してたら転んじゃった…』

力無く笑うAが嘘をついてる事なんかみんなわかってた

西畑「こけてこんなに泥だらけになる？」

『…うん』

正「とりあえずシャワー浴びておいで？着替えはある？」

末「柚木今日は帰れ」

先にレッスンしてた先輩の末澤くん
怖くてなかなか話しかけられない先輩