Aぇ夢一緒にみよな 4 (ページ18)

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末「俺さ、間違ってたかな」

『ん？』

末「神戸公演のアンコール無くしたやん？声が小さかったから」

『うん』

末「同じお金を払って見にきてくれてるのにアンコールあるのとないのは不公平よな。俺ファンの人に申し訳ない事したよな(涙)」

神戸公演でファンの皆さんの声が小さくて、アンコールを無くしたことがあった
その事を誠也くんが代表して雑誌で話した事でファンの人たちが物議をかましてた事は知ってる

『あれは、みんなで決めたやん！誠也くんが悪いわけちゃうやん！
ただ、雑誌で話したのが誠也くんやったってだけで』

末「ちょっとこのままおらせて」

いつもと違って弱く抱きしめてくる誠也くん
そんな誠也くんの背中に私も手を回しトントンと赤ちゃんをあやすように背中をたたく

末「ん、ありがとうな」

『落ち着いた？』

末「おん。腹も膨れてねむなってきた」

『じゃあベッド行こ明日も朝からジャニ博のロケですからね』

末「せやな」

ゴロンとベッドに横たわった誠也くんは
んーーっと猫みたいに背伸びをする

『誠也くん。いつもありがとうね』

末「ふふ、なに急に笑」

『言いたくなっただけー！
まぁいつでも家きていいでしゃーなしな笑』

末「Aが寂しくないように定期的に来たるわ」

『きていらん笑』

末「なんでやねん！笑」

『誠也くん。おやすみ』

末「ん。おやすみ」

5分後にはスースーと規則的な寝息が聞こえる

誠也くんはAぇ！groupの最年長として責任あることやったり、決断をするための道標をしてくれる

だからこそ世間や周りのスタッフさん達は誠也くんに怒りや不満の矛先を持って行く人がいる

自分の考えをはっきり言えるところ、ほんまに尊敬する

最年長としてAぇ！groupを守ってくれてありがとう

でも、1人で抱え込まんといてな

そう思いながら寝ている誠也くんの背中にひっついて寝た