Aぇ夢一緒にみよな 3 (ページ2)

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そのあとメンバーが集まりYouTubeを3本とって、今日はお開き

『晶哉帰るでー』

正「A今日車なん？」

『そっ！』

大人しく助手席に座る

着いた先はエキスポ

『なんか、ぼーっと観覧車乗りたくて笑
でも、1人やったら寂しいやん？だから晶哉道連れー』

ゆっくり頂上へ向かう観覧車の中
万博公園の太陽の塔がみえる

『友達がな、今度結婚するねん』

佐「そーなんすね！」

『その2人幼馴染でさー、考え方とかも似てるし、1番の理解者って感じやねん。でもな、そんな2人でもお互いが片思いしてると思い込んで全然告白せんくてさ！
幼馴染の壁って分厚いんよな。この壁を壊してもたらもうこの関係には戻られへんのが怖いんやろーな。でも周りから見たらどー考えても両思いやねんで？笑
それで結局付き合ったの去年。やばない？22年間幼馴染で片思い歴15年以上。その2人が付き合ってまだ一年』

佐「周りから見たらめっちゃうずうずするやつっすね笑」

『そー！笑』

佐「幼馴染の恋愛って一回は妄想しますもんね笑」

『そーなんよな…
でもさ、ほんまに好きな人と結婚できるってめっちゃ幸せなことやと思うねんよな』

少し声のトーンが下がったAちゃんをみると夜景の光に照らされた横顔はめっちゃ綺麗やった

こんなお仕事をしてると、やっぱり自由に恋愛なんかできひん。

"好き" "愛してる"
ファンの人に向けて何度も言ってきたこの言葉をほんまに好きな人に伝えることって難しいよな

『頂上やん』

佐「キスでもしときます？」

『なにゆーてんの笑
ん？電話や。降りたらでえっか。今は晶哉との時間やからー』
なーんてヘラヘラした笑顔

Aぇの中で最年少ってこともあり気を使いまくってた頃、一番最初に仲良くなれたのがAちゃんで、Aちゃんのおかげで、メンバーとも仲良くなれた。
もちろんお兄ちゃん組が寄り添ってくれたのもあるんやけど。
そんなAちゃんに憧れという名の恋心は少なからずあった。
俺以外にもAちゃんに恋愛感情を持ってる人はいっぱいおる

でも知ってるねんで。
Aちゃんの目に映ってるのは俺じゃない。
さっき電話かけてきた人大晴くんやろ？
俺は応援するで。
大晴くんは大切なメンバーとして、そしてAちゃんは

俺の初恋の相手として。

早くお互い好きって言えたらええなぁ

いい歌詞書けそうや♪