四十一話 ページ43
「一点ならまだしも二点取るなんて…」
「だったら二点同時に取ればいい！」
アホだとは知ってたがついに頭のネジがとれたか、くるくるとんま
誰もが口をそろえて言う中、真名部が案を出した
「雲雀、協力してほしい！勝つために！」
「…………」
「どういうわけかは知らないけど、お前が俺たちを嫌ってるのは知ってる。でも、勝ちたい気持ちは同じはずだ！」
「何勝手に早とちりしてんだ。やらないなんて誰が言った？」
面白そうじゃねえの
試合再開
「井吹！」
超ロングバックパス
「ッ！(あぶね…一歩間違えたらオウンゴールだぞ)
上がれ！」
作戦通り、キーパー以外全員が攻める
「させるか！」
パスを出そうとした井吹の前に三人が立ちはだかる
バスケ経験者の前じゃ『無意味』だよ
皆帆、神童、野咲に渡った
だが、野咲がボールを奪われる
それを鉄角が新必殺技で奪い返す
「決めろ！雲雀！」
ボールが渡ってきた
「させるか！」
「加速…」
ボールは弾丸のようにゴールへと突き刺さる
シェイの『力』は相性がいい。使いやすい
でも終わりはまだだから
試合が再開して早々剣城がボールを奪った
「真名部君！」
「…今です！」
言われなくてもわかってるよ
敵の6.7秒の空白を狙った一撃
ハヴェットのは使いづらいがまあいいさ
「…変力……ｸｯ！」
身体の力を脚力に集約させロングシュートを放つ
相性がいいとは言えないからその分の反動が大きいが
それでも同点だ
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東雲歌音(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます！これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします！ (2016年9月6日 20時) (
レス) id: 132304d9ff (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - とっても引き込まれる感じがしてとっても面白いです！ (2016年9月5日 21時) (レス) id: 6ca175061e (このIDを非表示/違反報告)
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