三十一話 ページ33
昨日の夜のあと、何があったかは知らないが皆帆と真名部の仲が険悪だ
で、ついでにようやく黒岩はブラックルームに案内した
脳に信号を送るとかなんとか言ってるけど、すでに死んでる俺には効果なし
あいつらにとってここは最高の特訓施設でも、俺からすれば薄暗い地下室
と、言うわけで俺は練習不参加
誰かが「よく練習せずに勝てるよな」とか皮肉っぽく言ってきたが、
思わず犯罪者面並の凶悪な笑い顔になるのをこらえるのに必死になったって程度だ
数時間後に次の相手がマッハタイガーだと知らされた
予想外な番狂わせに皆驚愕していたが、中身別物ならしょうがないよな
「最近吸引料減ったな。まあ、本戦前に蒼青から大量にもらうとしてもな……」
自分の中でストレスが募って言っているのが感じ取れる
でも、やらなければならない。これが成功すれば、我らが母の封印を解くことができるのだから…
「ククッ、愚かなジジイだ」
おそらくハヴェットであろうと思われる受信者から送られてきた映像に笑う
ようやくあの爺を捕えることに成功したらしい
たっく、息子部屋に閉じ込めて夜逃げしやがって
『『悪魔』は捕えました。残るは『魔女』のみ。捕えますか？A。居場所はわかっているのでしょう？』
神か…ヘル。あの『魔女』は今捕えると厄介だ
俺が帰還する前日にでも捕まえておいてください
『わかりました。健闘を祈ります』
通信が終わった
あー、本当……
あの『魔女』と『悪魔』を俺の手で消せないなんて残念だなァ
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東雲歌音(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます！これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします！ (2016年9月6日 20時) (
レス) id: 132304d9ff (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - とっても引き込まれる感じがしてとっても面白いです！ (2016年9月5日 21時) (レス) id: 6ca175061e (このIDを非表示/違反報告)
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